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2013年 少林寺・登封での活動記録


 凌斗→陳發旺と伝わった系統を受け継ぐ陳光栄老師。我々の門は凌斗→王頂一→王宗仁と伝承されて来ているので、陳光栄老師とは親戚筋という事になります。
 

 ここ数年、凌斗祖師爺が居た磨溝村の拳を発掘・研究する事に専念して来ましたが、今回幸運にも凌斗以降の同門前輩にお会いする機会に恵まれ、技術的にも多くの発見(再認識?)がありました。
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凌斗伝拳法の詳細を比較検討します探馬捶:長護心意門拳の代表動作です
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鶏形歩:こちらは七星拳から凌斗伝独特の手形
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陳老師と磨溝の范国泰老師はご友人です色々丁寧に教えて下さり、非常感謝!

 呉風高老師には毎回小洪拳、炮拳、太祖長拳および功法などを検定して頂いています。今回はお会いして開口一番「お前、あれはちゃんと練っているか?」との事で、まずは小武功を見て頂きました。

 小武功は「根節功」とも言われるように下盤を重点的に鍛練しますが、実は架勢・呼吸・動作を統一して練ることによって「力の道筋」を作るのに最適の功法です。

 その後、套路の動作を細かく見て頂いたり、動作に含まれる用法を教わったり。

 その他に登封でも珍しい「關東拳」という套路を見せて頂いたのですが、拳を打つ呉老師の姿はとても80歳には見えない、若者のようなきびきびとした切れのある動きでした。
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動作の詳細を検討して頂きます理論の講義も受けます
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炮拳の用法貼身靠
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關東拳を示される呉老師

 凌斗祖師爺が磨溝の范朝元に学び、少林寺村の王頂一師爺に伝えた陸合拳。

 磨溝では伝承者の高齢化や後継者の不在から目下失伝寸前でしたが、ここ数年の発掘整理を経て、今回ついに復元を完成することが出来ました。

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凌斗の故郷・凌家門で検討が始まりました記憶の底から拳を呼び覚まします
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室内に場所を移して更に検討
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凌斗祖師爺の故居、今は守人おらず祖師爺が練功したと言われる洞窟
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祖師爺はこの木の下に眠っています
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范福中老師と息子の范三、その奥さん磨溝へ移動中です
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磨溝の劉教練宅に戻って来ました陸合拳の復元は最終段階に入ります
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范福中老師のお宅にて
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 達磨洞から山道を下り、初祖庵を経て少林寺に行きました。

 王宗仁師父の家が少林寺村にあった頃には、よく達磨洞や近所の山を上り下りしたものです。

 世界遺産登録の関係で師父の家も登封市区に引っ越ししたため、昨今はなかなか山を歩く機会がありませんでしたが、久しぶりに達磨洞に登り、懐かしい独特の感覚を呼び起こされました。
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熱心に経を念じる尼僧おそらく初祖庵の尼僧です
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一柱香、静かな時間が流れます達磨洞からの下り道、向こうに少林寺が
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初祖庵は1125年建立されました河南省で最古の木造建築です
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人を惹き付ける柱のレリーフ複雑な木組み
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少林寺の永成師父今年は特にお元気で安心しました
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少林寺門前にて

 登封滞在中、あちこちの老前輩にお会いし多大な教えを頂いていますが、師父に就いての毎朝の練功がやはり一番過酷です。今回も練功中に何度か、目の前が暗くなりかけました。

 個々の技に関してはこちらも日本での練功を経て、それなりのレベルで打てているはずなのですが……。師父に就いてやると自分の持っていたイメージより更に「大きく」、「強く」、「速い」。しかも何本も打っている内に私は息も絶え絶え。師父は全く勢い衰えず、更にずんずんと打ち進みます。

 今回改めて「技は同じでもデキが違う」事を思い知らされました。またこれからイメージを更新して、次回師父にお会いするまで練功に励まなければなりません。
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探馬捶馬歩坐山
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七星架鶏形歩
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龍身衝拳師父の架勢はいつ見ても標準、崩れません

 北京の美味しいモノ達。

 師父のいる河南省登封市は内陸なので、毎回行き帰りは北京を経由して行きます。ここ数年は大抵昼に飛行機で北京に着き、夜行列車で河南省の省都鄭州に向かうのがお決まりです。

 夕方までにいくつか北京での用事を済ませ、その後列車の時間までは自由時間。ここぞとばかり、街のあちこちで美味しいモノを食べ歩きます。
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北京の爽快な青空同じく北京の残念な空
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麻辣タンこの中から好きな食材を選びます
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羊肉串これ程ビールに合うものはありません
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牛肉麺牛骨スープがいい味出してます
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これは登封の羊肉水餃です

●ブログにも詳しいレポートがアップしてあります!
 「登封紀行 2013年3月 その1」
 「登封紀行 2013年3月 その2」
 「登封紀行 2013年3月 その3」