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練功の内容

基本功(ji ben gong)

 基本功は全ての技法の基礎となる鍛錬法です。ここでは柔軟性、下盤(足腰)の強さ、基礎体力を重点的に鍛練し、武術を学ぶのに必要な身体を造っていきます。

●拉筋(la jin)
 全身の筋を伸ばし、関節を開きます。一般的な柔軟体操と似ている部分もありますが、全てが武術の動きと原則を同じくし、準備体操であると同時にしなやかで強い筋肉を作るための鍛錬法でもあります。
●站功(zhang gong)
 站功にはいくつかの基本的な姿勢があります。多くの姿勢は腰を深く落とし、ゆっくりとした独特の呼吸法をもって行います。

 低い姿勢で静止し続けるこの鍛練は地味で辛いものですが、ここでしっかりとした足腰の強さと呼吸を身に付けることは、この後の練功において大きな力となる事でしょう。

 写真は「馬歩坐山」という、少林寺の守護神・緊那羅王を表した姿勢です。

●単練(dan lian)
 ひとつの動作を前進(時に後退)しながら左右繰り返し、往復して行います。套路の中から動作を取り出して専門に繰り返して行ったりもします。

 繰り返し行うことで、動作の正確性、力量、速度などを鍛練します。

套路(taolu)

 いくつもの動作を組み合わせ、順番に従って連続して行う型の練習です。套路は先人達の何代にも及ぶ実戦経験と研究の精華であり、少林拳の教科書とも言うべきものです。套路を学ぶことによって少林拳の動作原則ともいうべき感覚を身体に染み込ませていきます。

●拳術(quan shu)
 何も持たずに素手で行う套路です。単に「拳」とも、「徒手」とも言います。

 少林拳の拳術套路には短いものから長いもの、直線的なものや円動作を多く含むもの、また激しく打ち出す動作のものや、柔が強調されるものなど実に様々です。
●兵器(bing qi)
 用いる兵器は「刀・槍・剣・棍」の「四大兵器」を基本とし、その他に、三国志の関羽が得意とした「偃月大刀」、鎖状の武器である「九節鞭」、縄の先にくさび状の先端の付いた「縄ヒョウ」などバリエーションに富んでいます。

 多くの中国武術は元々、武器術から発展してきたと言われています。実際に徒手の動きには武器を使った時の道理と共通する部分が多く見受けられ、武器を練習することは少林拳を深く理解するのに大いに助けになります。
●対練(dui lian)
 二人で攻防を行う套路です。

 実際に手を合わせ、決まった順序の攻防を行うことで、相手との相対的な距離、角度やタイミングの感覚を身に付けます。また、単独で練る套路で身に付けた動作原則が、相手を前にしてもしっかりと保って動けるかどうかを検証します。

 少林寺の白衣殿にある壁画には、複数の僧が「陸合拳」という対練を行っている様子が描かれています。


格手(ge shou)

 

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