中国河南省民間伝統少林拳

 表演内容のうち、七星拳と長護心意門拳(共に王宗仁師父表演)は、凌斗が少林寺に伝えた二大套路である。小洪拳(范福中拳師)と老洪拳(劉振傑拳師)は登封市唐庄郷磨溝村に流伝している独特の拳で、凌斗はこの小洪拳を学んで、後に改変を加え少林寺に長護心意門拳として伝えたとされる。

中国河南省民間伝統少林拳2

 七星拳の陳光栄老師は凌斗の孫弟子に当たり、凌斗より王頂一とは別の経路で伝わったため、王宗仁師父のものとは若干風格が異なる。凌太安老師は凌斗の故郷である凌家門出身で、この長護心意門拳は磨溝の小洪拳と少林寺村の長護心意門拳の中間的な風格がある。

 途中の捶毛は磨溝出身の王根栓老師が、外地(ハルピン)の大学に就学している孫が春節休みで帰郷した際に武術を教えているところ。

中国河南省民間伝統文武社(春節大会)

 2008年春節に登封市唐庄郷で行われた文武社(会)。近隣の村鎮より集まって伝統芸能を表演する。太鼓:古代では軍隊を指揮するのに用いたという。豫劇:「豫」とは河南の古い呼び方で、土地に伝わる様々な故事が題材となっている。虎舞:現地の拳師が槍、梢子棍、大刀等を持って虎と闘う(この会の虎舞は拳師ではないとの事)。婚礼:結婚の際に新郎新婦を御輿に乗せる。磨溝村の表演。