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当会の理念


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 少林拳とは、中国河南省登封市にある嵩山少林寺とその周辺地域に伝わる中国武術門派の一つです。俗に「天下の功夫少林より出ず」と言われるように、その歴史は永く、同時に中国武術の原型的な風格を色濃く残しています。

 「少林拳」というと李連傑(ジェット・リー)主演の映画『少林寺』や、テレビで紹介されているような華麗な動作を思い浮かべる方が多いと思いますが、当会で教授している古伝の少林拳は、元々寺院や村落を護るために伝承されてきた自衛手段としての武術です。映画や競技大会で見られるようなアクロバティックな動きはありませんが、実用を追求した結果滲み出てくる力強さ、安定感、速度感といった「機能美」とでもいうべき独特の風格を備えています。

 少林拳はその永い歴史の中で、中国の医学、哲学、兵法などの伝統思想や学問を積極的に吸収してきました。これらの考え方に基づいて内外から身体を鍛え造っていくので、護身は勿論のこと、健身にも大いに効果があると言われています。練功は決して楽ではありませんが、自分の身体が時を経るに従い変化していく実感、また伝統文化を深く掘り下げ探求していく楽しみは、何にも代え難いものがあります。

 余談になりますが、「少林拳」と「少林寺拳法」は異なるものです。「少林拳」は上記の通り中国の伝統的な武術門派であり、これに対し「少林寺拳法」は戦後日本で創始された日本武道の一門派です。


当会の理念

 優れた伝統文化である古伝の少林拳を、正しく伝え、継承していくというのが当会の大きな目標のひとつです。

 伝統武術にも現代化の波が押し寄せ、効率化・商業化など様々な原因で、多くの武術が形や意義を変えていく中、当会では敢えて、原典を探求し昔ながらのやり方で、昔ながらのものを伝承していくという姿勢を堅持しています。

 活動に於いては単に拳脚の技術を習得するに止まらず、武術の鍛練を通してその背景にある文化や考え方に広く触れ、 一歩一歩理解を深めていく事を旨としています。