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2017年03月30日の記事は以下のとおりです。

磨溝拳

今日は一日休みだったので近所の公園で磨溝の小洪拳・老洪拳を打ちました。

磨溝村は凌斗祖師爺がいた村。凌斗祖師爺はこの村に伝わる小洪拳を元に、長護心意門拳を創始しました。

久しぶりに磨溝の拳をじっくりと練ってみて、長護心意門拳は丹田系、小洪拳は天然系という事を改めて感じました。

長護心意門拳や七星拳など、凌斗祖師爺を経た拳は全て丹田を練る為の動作と要求が組み込まれており、拳を練っていると否応なく丹田気を意識・鍛錬せざるを得ない構成となっています。

これに対し、小洪拳や老洪拳など磨溝の拳は丹田や気などの事は余り言わず、それよりも身体全体に充ちる生命力のようなもので打つという傾向があります。ですので磨溝の拳はある程度身体の強さがないと打っても様になりません。逆に現地は元々山間に住み農業や肉体労働に従事している人が多いので、動作はあまり上手でなくても不思議と様になってしまいます。

磨溝の拳と凌斗の拳、両者の差異については、凌斗祖師爺が少林寺の院内と交流して心意把を吸収した結果なのではないかと以前から推測しています。これについてはまた機を見て考察を発表したいと思っています。

それはさておき。磨溝拳はあまり細かいことは考えず、自分の身体能力と気持ちを存分に発揮して打つので、何本も打つと結構に疲れますが、何とも言えない爽快感があります。

こんな休みの日にはもってこいの拳でした。

↑磨溝村の劉振傑による老洪拳。劉教練よりも若い世代でこの拳を打てる人は殆どおらず、その上は軒並み70~80代、という状況だったのが、ここ数年で村に武館が建ち、少人数ながらも磨溝拳を学ぶ子供が集まって来ています。

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