本の紹介

北京で知遇を得て何度かご一緒させて頂いた多田麻美さんの新著『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』が出版されました。

なんと、我が少林長護心意門の故郷・磨溝村にも足を運ばれ、その風景が紹介されています。

中国の古い街並みとそこに根付いた文化を紹介する本著。多田さんの眼差しは暖かく、そこに在る人や文化への愛情に満ちています。しかし単なる憧憬や懐古趣味には走らない、現実的な部分もきちんと見据えた冷静な切り口。これらのバランスが非常に心地よく、美しく纏められています。

読んでいるとふと、中国の古風な村落に自分も足を踏み入れたような、そんな感覚が味わえますよ。