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練功日誌 6月16日・武術班

外は雨。湿度が高く、少し動くとじっとりと汗をかく蒸し暑さでした。
こういう気候は一番体調を崩しやすいので注意が必要です。練功中は適時休息をとり、よく水分を補給するように心掛けましょう。

練功はまず初めに全体で柔功。弓歩圧腿・僕歩圧腿・正圧腿・側圧腿・前伏・劈叉(開脚)とじっくりと筋を伸ばし関節を開きます。そこから小武功(内功)を練り、踢圧腿(その場足挙げ)、馬歩衝拳、十字捶と突き技を練って終わり。この一連のメニューが最近のブームです。これで正味10~15分くらい。常日頃これをやっておけば、いざという時すぐに全力で動ける身体になります。

それ以降はいくつかの組に分かれて練功。

先月に入った新同学は、架勢と突きの続き。全身を梢節・中節・根節に分ける「三節」という考え方を用い、立ち方から動作(ここでは突き)まで、実際に受け手を打ったりしながら力の具合を確認し、じっくりと身体に染み込ませていきます。

後半は中級クラス全体で陸合拳。この拳は二人で攻防を行う対打と呼ばれる套路です。動作のかたち、順番は予め決まっていますが、逆にその中で力加減・距離・速度・タイミングなどをシビアに測っていきます。ひとりで行う套路で養った力と感覚を、相手を前にしてきちんと発揮できるかが問われるところです。

その他の時間は各々でやりたい拳や武器を練ったり、相手を見つけて技の研究など。「各々が工夫して練功環境を作り上げていく」というコンセプトは、徐々に浸透してきているようです。

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