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2009年06月の記事は以下のとおりです。

五台山が世界文化遺産に 嵩山は見送り

第33回世界遺産委員会の会議が現地時間の26日午後12時36分、スペイン南部のセビリアで開かれ、中国の五台山が世界文化遺産に登録された。一方、同じく中国が申請した少林寺を含む嵩山歴史建築群は今回は見送られた。

嵩山歴史建築群は登封市行政区内に、少林寺建築群(常住院や塔林、初祖庵)、太室闕、中岳廟、啓母闕、少室闕、嵩陽書院、嵩岳寺塔、会善寺、観星台の11の歴史建築がある。

●詳細は「人民網・日本語版」で
http://j.people.com.cn/95952/6688574.html

快慢、剛柔-陰陽-

  • 2009/06/29 23:13
  • カテゴリー:武術

  • 投稿者:

柔拳の紹介ついでに。

少林拳というと剛拳の代表のように扱われ、柔らかい動きなど一切しないように思われているフシがあるが、実はそんな事はない。

紹介した柔拳もそうであるが、通常の套路に於いても「慢練」もしくは「内功」と呼ばれる練功法が普通に行われている。小洪拳や炮拳などは割と慢練で練るのに適した套路だと言うことが出来る。

慢練の時の要点は、歩法、手法、呼吸、意念の協調を図り、架勢を正確にし、動作は蚕の繭玉から絲を紡ぐが如く精密に行うにある。

「快而不乱、慢而不散」とは、套路を「快」もしくは「慢」にて打つ場合の要訣である。「快に打ちながらも動作は乱れず、慢にて打ちながらも意念や力は散漫にならず」という意味合いがある。

「快」も「慢」も、「剛」も「柔」も、どちらも武術には必要なものであり、そのいずれかに偏り、固定されるものではない。練功も運用も、「快慢」、剛柔」、「起落」、「畜発」、「前後」、「左右」等々の陰陽変化が自在であって始めてよい成果を得ることができる。

柔拳 劉振海老師演練

  • 2009/06/28 23:47
  • カテゴリー:動画

  • 投稿者:

先日紹介した、少林十大拳師の劉振海老師による少林柔拳。
映像は俏佳人の「正宗少林武術系列」より。

一般的な少林拳の標準的動作とはやや異なる風格。同じく徳根和尚の弟子
である朱天喜老師の柔拳の方が所謂少林拳的である。少林寺の麓の登封や
その周辺地域には、様々な時代、様々な系統の少林武術が保存されている
ので、そういった未だ知られざる系統の少林拳のひとつという可能性もあ
り、興味深い。

少林柔拳については、出来ると称する拳師は数名いるものの、そのいずれ
の内容も異なっている上、詳しい来歴がよく知られていない。当門の系統
では行われない拳であるので直接的には関係はないが、少林門全体の研究
としてはいずれ機会が合えれば現地で調査確認してみたいと思っている。 

41.9℃?

今日の「鄭州日報」と「鄭州晩報」の報道によると、鄭州の気温は昨日午後
二時頃に41.9℃に達したとの事。同じく河南省で陳氏太極拳の発祥地と
して有名な焦作などは、最高気温45.2℃を記録した模様。

暑い、暑すぎる。大陸の夏は日差しはかんかんと強烈だが、空気はからっと
して日本よりはマシだと思う。しかしこの気温はちょっと行き過ぎだろう。

登封はどうだろうか。嵩山の中腹なので、鄭州よりは絶対に涼しいと思うが。
週末あたり、師父に電話してみよう。

http://zzwb.zynews.com/html/2009-06/25/content_91829.htm

当代少林名人録その2 「十八金剛と十八羅漢」

  • 2009/06/18 00:20
  • カテゴリー:武術

  • 投稿者:

「少林十八金剛」と「少林十八羅漢」は、「少林十大拳師」と同時に
選出された、当代少林武術界の代表的人物の称号である。

○少林十八金剛
鄭光栄(1963)、焦紅波(1962)、馮根懐(1959)、
鄭躍峰(1968)、鄭忠孝(1963)、鄭書敏(1963)、
梁嵩華(1963)、王松偉(1964)、劉海欽(1963)、
陳同山(1963)、劉海科(1965)、梁少宗(1967)、
陳同川(1967)、張岩青(1957)、劉海超(1952)、
鄭基松(1972)、梁継紅(1965)、王占洋(1964)。

○少林十八羅漢
李勁飛(1969)、陳俊傑(1968)、閻治軍(1967)、
刁山多(1968)、王海営(1967)、陸海龍(1969)、
蒋東旭(1971)、梁少飛(1971)、董 平(1966)、
潘国靖(1974)、屈申営(1966)、王志強(1963)、
李雲龍(1964)、王徳慶(1974)、金欽洪(1962)、
陳 軍(1966)、孫全林(1966)、張暁旺(1966)。

名を連ねるのは30~40代を中心とした、いずれも各方面で活躍中の
現役世代の拳師である。そのほとんどが登封で武術学校を構える校長・
院長クラスであったり、体育委員会の幹部などの役職に就いている。

彼らは名実共に、先に挙げた「十大拳師」の次を担う世代にあたる訳だが、
その中の数名は下記の如く、実際上においても「十大拳師」や、その他
現地で高名な老拳師と親子関係にある。

梁以全--梁少宗、梁少飛
劉宝山--劉海欽、劉海科、劉海超
陳五経--陳同山、陳同川
王超凡--王占洋
刁卿俊--刁山多

当代少林名人録その1 「少林十大拳師」

  • 2009/06/12 20:25
  • カテゴリー:武術

  • 投稿者:

「少林十大拳師」は2000年、登封市体育運動委員会によって選出され
た。同年の10月15日には全国武術少林拳比賽が開催され、ちょうど
これに合わせた形で比賽記念冊子の中で発表されたのが初めだと思う。

名簿を見てみよう。

梁以全(1931)、劉宝山(1931)、王長青(1943)、
陳成文(1926)、崔西岐(1922)、陳五経(1927)、
付志乾(1930)、劉振海(1933)、耿合営(1955)、
王宗仁(1956)。

以上の如く、当代少林拳界を代表する老拳師の錚々たる顔ぶれである。
括弧内は出生年。

梁以全、劉宝山の両拳師は少林武術界でも最も高名な民間武術世家であ
り、それぞれ「鵝坡武術専修院」、「塔溝武術学校」の創始者でもある。

王長青は法号を徳虔と言い、先代少林寺首座の素喜大師の弟子として、
少林寺の拳譜を整理し大量の関連書籍を出版した事で「少林書王」と
称されている。

陳成文と陳五経は兄弟で、陳成文は「鵝坡」、「塔溝」と並び「少林三大
武校」と称される「小龍武院(旧称少林寺武術学校)」の院長陳同山と総
教練陳同川兄弟の父である。

劉振海は徳根の弟子で、登封市体委の職員として現地の民間少林拳の
発掘整理に関わり、自身も書籍や映像教材などの著作がある。

崔西岐、付志乾は世間にはあまり名を現さないが、どちらも登封武林の
重鎮であり名望が高い。

耿合営、王宗仁は70代が大半を占める十大拳師内で最年少の二人である
が、どちらも老前輩の薫陶をよく受け、現役で伝統的な少林拳を体現でき
る貴重な存在である。

この十大拳師に共通するのは、少林武術が現代化(表演化)する以前の、
老一代の功夫触れ、直に古伝の少林拳を学んでいる点である。老一代とは
例えば李根生や郝釋斎、徳根、凌斗、王頂一、梁興紹、劉景文などで、
いずれも辛亥革命、軍閥戦争、国共内戦、抗日戦争、文化大革命などの
混乱期を生きた、少林拳が実際の局面で使用されたほぼ最後の世代で
あると言える。

(文中敬称略)

※人名に一つ一つリンクをはるのは面倒なので省略した。
各人物に関しての詳細は、下記を参照されたし。
http://shaolin-net.com/shaolin/renwu.html

ネットで中国語放送

  • 2009/06/01 20:43
  • カテゴリー:工具類

  • 投稿者:

便利な世の中になったもので、最近では中国のラジオ放送局も、
公式サイトを持ち、放送もネットで聴けるようになった。

下記は中国各地のストリーミング放送への直リンク集。
これだけ集め、随時リンク切れがないように更新している
管理人さんに感謝である。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~harigaya/radio_direct.html

お気に入りは河南の鄭州人民広播電台。リアルタイムで現地の情報、
雰囲気に触れられるのはとても嬉しい。

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