今日の磨溝拳
- 2017/11/29 11:02
- カテゴリー:練功日誌
今日も今日とて磨溝拳。
毎日練っていると、だんだん楽しくなってきました。気づく事も自然と増えて来ましたし、拳が身体に馴染んで力が乗って来た感覚もあります。古典套路は練れば練るほどに味わいが増す、そんな面白みがあります。
こちらは少林拳同盟会の旧ブログです。
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なお、同盟会サイト自体のURLには変更がありません。
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●少林拳同盟会公式サイト
http://shaolin-net.com
2017年11月の記事は以下のとおりです。
今日も今日とて磨溝拳。
毎日練っていると、だんだん楽しくなってきました。気づく事も自然と増えて来ましたし、拳が身体に馴染んで力が乗って来た感覚もあります。古典套路は練れば練るほどに味わいが増す、そんな面白みがあります。
本日は明星大学の「日中武道比較研究会」にて古伝少林拳の講義を行ってきました。
弓歩・馬歩・仆歩・虚歩だけで最初の一時間たっぷり楽しみました。後は踢腿四種、腿法(弾腿と弾腿衝拳)だけで時間いっぱいにて終了。
メニューだけ見ると簡素ですが、実は情報量としてはかなり盛り沢山です。基本は宝の山。掘れば掘るほどに面白い教えが出てきます。逆に言うと技が簡単な少林拳だけに、基本の厚みは大切にしたい。基本が厚ければ変化は自ずと生まれ来る。
参加された学生の皆さんにもそれは実感して貰えた、今回の講義だったと思います。
今回も素晴らしい機会を下さった古田島先生、柴田先生、有難うございました!
来年1月に出る月刊『秘伝』誌に掲載する為の文章を執筆中。これに合わせて今週は磨溝拳を集中的に練功です。
磨溝の事を書くには磨溝の拳を練るのが一番です。いくら頭を捻っても出て来ないものが、身体を動かすとそれに連動して次々と色々な事が思い出されます。こうしてみると我々は、単に身体を動かして拳を学んでいるだけではなく、同時にその時その場所その人から、実に多くのものを吸収しているのだという事がよく解ります。