梅に目白
- 2010/01/26 12:59
- カテゴリー:日常
春にはまだちと早いというのにこの陽気。
公園の梅に目白が来て、蜜を吸っていた。
梅に目白を観ながらの練功も風流でよろしい。
よく「梅にウグイス」と間違われますが、これはメジロです。
こちらは少林拳同盟会の旧ブログです。
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●少林拳同盟会公式サイト
http://shaolin-net.com
2010年01月の記事は以下のとおりです。
春にはまだちと早いというのにこの陽気。
公園の梅に目白が来て、蜜を吸っていた。
梅に目白を観ながらの練功も風流でよろしい。
よく「梅にウグイス」と間違われますが、これはメジロです。
まだまだ進歩できるのにやらないのは、それはそれで罪だな。
せっかく師父やご先祖から受け取った宝物。
もっと磨いて価値を高めないと。
と思った次第。
今年は是非とも、門内での交流を、同盟会の師兄弟間で大いにやって貰いたい。この年末年始で思った事だ。
普段の練功は独り黙々と積み重ねるものであり、誰にも頼ったりする事は出来ない、孤独で地道な作業である。しかし同門の師兄弟が集った際には、その功を互いに検討、検証してこそ、はじめて拳が活きたものになってくる。なんといっても、武術は元来相手がいるのが前提のものなのだから。
隣で拳を打っている同門の動きが見ておかしかったら、「それ、ちょっと違うんでないの?」と言ってもいいと思う。そして互いにで「ああでもない、こうでもない」とやって、必要ならば実際に手を合わせて検証する。そうこうしている内に、拳はだんだんと熟成され、洗練されてくる。
「俺は師父からこう教わった」、「いやいや俺が教わったのはこうだ」。これもよし。そうやって、より深みと広さを持った技術が門内に浸透し、拳を豊かにする。自分ひとりで教わった内容が師の全てだと思ったら大間違いだ。
・同門でも年代や素質が違えば拳風も異なる。
・要は一門の大原則を押さえていれば、それでいい訳だ。
私からすれば、逆に何人も同じ場所で練功しているのに、互いに知らんぷりでやっている方が、よほど気持ちが悪い。少なくとも自分の知る少林門は、事ある毎に同門で集まっては、拳を見せ合い、批評し合い、それが一種の娯楽というか楽しみとなっている感じがある。私自身もそういった門内の交流の中で、大いに楽しんだし、練功のヒントを沢山もらって来た。
・同じ愛好を持つからこその楽しみがある
だから、同盟会の学生諸氏は、是非とも練功会では相互交流を大いにやっていって欲しい。あまり肩肘張らず、自然に、虚心に。そうやって雑多なものが入り交じっていく内に、個人の拳も豊かなものになっていくし、一門の拳もまたそうなっていくものだと思うのである。
(多謝:普段お付き合い頂いている、ある先生の書かれた一文に啓発され、常々思っていた事を自分なりに書き連ねてみた)
昨日今日と下盤の鍛練を集中的にやったら、腿がみしみしとよい具合に痛い。こんな程度で「みしみし」してしまうなんて、まだまだ鍛練が足りないなと思いながらも、狙った通りの反応が出て満足。明日からもしばらくは下盤を特に苛めてやろうと思う。
強靱な足腰があってこそ、拳脚は大きな力量を発揮し、歩みは安定し自由自在となる。
練功前に買ってきた飲み物。「オレンジタイガー」という洒落たネーミング。そしてパック上部には「今年は寅年だあ! 賀オ~!」と……。なんとも素敵なセンスだ。味はちょっと酸っぱい普通のオレンジジュースで美味しかった。
もう三が日過ぎてしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。年賀状を下さった皆さま、有り難うございます。こちらからは春節(今年は2月14日です)にお出ししますので、もうしばらくお待ち下さい(本当は人並みに元旦に出したいといつも思っています;来年こそは……)。
さて、そんな訳で、今年の抱負。
仕事面では「真心」。昨年は本当に色々な方に助けられ、教えられ、充実した一年を過ごす事ができました。今年はより一層、真心をもって物事に当たりたいと思います。
武術の方面では……、あまり考えても思い浮かびません。こればかりは毎日毎日、毎年毎年、「十年如一日」で地道に功夫を積み重ねていくしかありません。しかし毎日変わらずと言っても、その身は確実に進歩していく充実感があるのですから、それは(苦しくても)楽しい道程と言えるでしょう。
十年と言えば、今年は少林拳同盟会が十周年を迎えます。こちらの方はひとつの節目であり、この一年、色々な意味で意識的に動いていこうと今から考えています。