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カテゴリー「練功日誌」の検索結果は以下のとおりです。

山に登る

最近、月に一度のペースで高尾山に登っています。近いので午後から仕事の時など、朝から行ってさくっと登り、昼には帰って来られるので助かります。

 

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▲山頂からは富士山が見えます

山に登る事と少林拳の練功は、とても相性がよいです。それは少林拳が山岳地域で生まれた武術だからです。少林寺のある嵩山は最高峰が海抜約1500メートルあります。現地でお会いする私の上の60代以上の方達は皆、日常的に山を登ったり下りたりを子供の頃から生活の中で行ってきました。ちょっと出掛けるのにもひと山越えてというのが普通ですので、皆さん下半身の働きがとても強靭です。磨溝村でお世話になっている范福中老師などは山を登ると異常に速く、若い者などはあっという間に置いて行かれ、全く追いつく事が出来ません。

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▲向かって一番左が范福中老師

そういう意味では平地の都市部に住む我々とは身体の造りが根本的に違うのだと思います。しかしそう言ってばかりでは仕方がないので、山を登るのに近い身体遣いを普段の練功の中に取り入れたり、実際に山に登ったりして、出来るだけ現地に近い身体造りを心掛けているという次第です。

 

山を登っていると股関節と腰腹が鍛えられます。そうなると下肢や肚の力が充実しますので、何をするにも元気に行う事が出来るようになります。肚が決まるので、作業をしていても疲れずらくもなります。

少林拳同盟会で行っている登山式補助練功法も、いずれ当ブログで紹介したいと思います。

瑞士(スイス)の同門

土曜日の練功会にスイスから客人が見えました。

Joël Achermann。中国名「龍威」。少林寺心意把研究会の胡正生老師のお弟子さんで、スイスで武館を開いていらっしゃいます。

胡正生老師には多くの外国人弟子がありますが、龍威老師はその中でも最も胡老師の信頼が厚く、より多くのものを学んでいると思います。現在、胡老師に就いて修行中の川島さんも少林寺滞在中にはよくお世話になっているとの事。

せっかくの貴重な機会なので、小洪拳の核心部分である推掌、束身(縮身)、それと心意把の基本功にも関連する提手炮の練法について同盟会の学生たちにレクチャーして頂きました。

同じ小洪拳でも当会で普段行っている山南(登封地区)のものと、龍威老師の山北(偃師・鞏義地区)のものでは拳や理論の表現に少なからぬ違いが見られます。しかし表現は違っても核心部分は同じ。逆にいつもとは異なった角度から拳を見る事で、我々が普段見落としがちな部分がより明確に認識出来るようになり、また同時に新しい学びも多くあったと思います。

今回の機会をつくってくださった川島さんには感謝しておりますm(_ _)m

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↑硬式空手元世界チャンピオンの久高先生と門下の清水さんもゲストでお越しくださいました。お二人は8月に少林寺に行かれ、胡正生老師の武館で少林拳と空手の技術交流をされました。

↓伝統少林拳を世の中に知ってもらうため、多くの動画を動画サイトでアップされています。格好いいです!

雑感(Twitterより転載)

ひとつの動作を練るのにも、意味を理解して練るのと解らずに練るのでは効果が全く違ってくる。ただ、意味が解らない動作に拘って停滞したり、無理矢理ヘンテコな意味付をけする事は戒めるべきである。

そもそも套路は古典なのだから、いま全て解釈し尽くす必要はない。解らないものは解らないままに、勝手に改変せず原典のまま練る。これも古伝武術の楽しみ方のひとつだと思う。

套路の形を意味が解らずとも規矩に従い正確に行いさえすれば、自動で色々便利なものがインストールされて来るのが武術の不思議で優れている所でもある。かな。

 Twitterも密かに(?)更新中。覗いてみてください。
twb1.jpg https://twitter.com/ShaolinTongmeng

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小洪拳三昧

今日は土曜練功会に中国の少林寺心意把研究会で学ばれている川島さんが来られました。

前半は当会の山南(登封地区)伝小洪拳を練り、後半は川島さんご指導による山北(偃師・鞏義地区)伝小洪拳を皆で練習しました。

川島さんはつい先日も少林寺を訪ね、師父の胡正生老師よりみっちりご指導を受けて戻られたばかり。短期間で功夫も明らかにレベルアップし、また拳に対する理解も更に深く進んだように感じられました。

日本で少林寺達磨洞を挟んで南北の小洪拳が交流できるとは。こんな日が来るとは本当に夢にも思っていませんでした。ご縁に感謝です。

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賑やかな土曜日

土曜日の武術班。韓国から一時帰国のSさん、栃木から遠征のHさん、亀有分会の清水教練も加わり、賑やかな練功会となりました。

体操、基本功を全体で行い、その後は各自の套路と単練。後半は対練の基礎から陸合拳。最後に兵器を練って締めました。

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秋空

今朝は日差しがゆるかったので、久しぶりに家の前で道具を練りました(家の前は日陰がないのです)。

ふと見上げれば秋の空。厳しい暑さが続いた夏も、もうすぐ終りが近づいてきているようです。

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異武交流

土曜日の武術班に、硬式新手元世界チャンピオンの久高寛司先生が、お弟子さんを伴ってお越しになりました。

今月中旬に少林寺に行かれるとの事で、前半は少林拳の基本功を体験頂き、後半は硬式空手の稽古法を当会会員にご紹介頂きました。

防具を着けた久高先生とお弟子さんが受けに立ってくださり、各種突き蹴りを実際に当てていく稽古法をご教授頂きました。防具を着けているとはいえ、生身の人間に遠慮なく打ち込める機会などそう無いものですから、皆始めはこわごわながらも、興味を持って活き活きと体験できていたように思えます。

私は横からずっと看取りで稽古をさせて頂きましたが、意外な人が綺麗に突きを当てていたり、またある人は普段練っている形が見事に崩れていたりと、その人の本来持っている性質が表に現れてくるよい稽古法だと感じました。

練功後には有志で久高先生を囲んで懇親会。更に突っ込んだお話を伺うことが出来ました。ここでも新しい刺激を得た熱心な練習者達は、ああでもないこうでもないと各々の思いを熱く語り合い、楽しい談義の夜は更けていったのでした。

久高先生、貴重な機会を有難うございました!

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木曜練功会日誌

今日の木曜練功会。

約10年ぶりに復帰したHさん。栃木から車で三時間かけて来られ、熱心に練功していかれました。久しぶりでも拳はほぼ覚えておられたのには関心。それだけ心身に染み込んでいた証拠です。

この10年間で私の功夫も多少は進歩・進化したので、その分をじっくりと教授しました。教材はやっぱり少林母拳・小洪拳です。この拳で最新情報をインストールすれば、この後にどの拳を練っても対応できるはずです。

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夏天来了!

今朝は所用の関係で、日陰なし公園での練功。

覚悟を決めて陽なたに出て、30分ほど練功しました。

夜の練功は神が研ぎ澄まされますが、昼間の練功は気が旺盛になり、また異なった感覚があります。こればかりは四季、日夜を通じて外でやってみないとわからない事です。

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放置されたキックボードがあったのでちょっと拝借。

ん? この感じは。
前足に乗る感覚。そして後足で地面を踏む感覚。
何となく弓歩に似ているか?

もっと検証しないとわかりませんが、ちょっと欲しくなっちゃいました(^^)

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夜来練

久しぶりの夜練。夜に練ると神が研ぎ澄まされる。神とは眼神でもあるし、精神でもあるし、神経でもある。

日中見えるものが見えなくなる代わりに、見えなかったものが見えて、感じられなかったものが感じられるようになります。

拳を二回通して打ったらいきなり眼が働き始め、暗闇でも結構な震度まで見通せるようになりました。(きちんと訓練していないので一時的なものだとは思いますが)

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