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カテゴリー「練功日誌」の検索結果は以下のとおりです。

梅花単刀

  • 2012/12/08 23:37
  • カテゴリー:練功日誌

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今日の武術班。

上田教練、清水教練そして当会最古参の佐藤さんと、久しぶりの古手メンバーが揃いました。彼らが集まるとやはり練功会の雰囲気もぐっと厚みが増してきます。

最近は19:00~21:00の練功時間を4つに区切り、1:全体で柔功、2:徒手套路、3:対打套路および格手の基本、4:兵器および功法(様々な鍛錬法)と言う中で、各々がメニューを組み立てて練功しています。

今日は兵器の時間、新たに高校生Iくんに刀を教え始めました。
功夫会の終わった次の週、自分から「刀を教えて下さい」と申し出てきました。きっと功夫会でのろくろう先生の演武に魅せられたのでしょう。当会で刀を扱える人は少ないですが、やる気のある人が学ぶのは歓迎する所。今日は「刺」、「劈」、「緾頭過脳」という刀術の最も重要かつ基本的な三法を教えました。

刀の一番の特長は、何と言っても「斬れる」という事。どの動作でも刃筋をしっかりと立てて、身法(身体遣い)に随って刀を操作しなければなりません。当門に伝わる刀の套路は「梅花単刀」と言います。動作数はそれ程多くはなく、複雑奇抜な動きもありませんが、なかなかに攻撃的な風格を持った套路で、私個人としては結構気に入っています。折角当会で珍しく「やりたい」という人が出てきたのでしっかり教えて、Iくんにも是非ともマスターして貰いたいものです。


これは刁山多老師の梅花単刀で、少林寺・登封地区でよく普及しているもの。当門の梅花単刀はこれと構成はよく似ていますが、個々の技法で異なるものが幾つかあります。

そういえば……。

当会では陰手棍・眉斉棍・六合棍などの棍術をやる人が殆どで、その他の兵器を出来る人が本当に多くありません(棍は少林門の代表兵器ですから仕方ありませんが)。目下、梅花刀が一人、梅花槍は一人と半分(やりかけのまま)、梅花剣が二人、大刀に到っては私以外誰も出来ません。考えるとこれはもったいなさ過ぎます。

来年は少しこれらの兵器たちも有志がいれば積極的に公開・普及していこうかなと考えています。

あ、課外授業で九節鞭や縄鏢なんかもいいかも。

武林是一家

  • 2012/11/18 20:21
  • カテゴリー:練功日誌

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伝統的な武術の世界に身を置いていると、時に予想もしないような出会いに遭遇する事があります。

私自身はどちらかというと王宗仁師父の導きで、その道の「大先輩」にお会いして、有形無形の教えを頂く事が殆どだったのですが……。

昨日は私の「侄子」、つまり甥っ子に当たる若者が練功会を訪ねてきました。

聞くに彼の師父(師匠)はかつて王宗仁師爺に就いて学んだことがあると。つまり私と彼の師父は兄弟弟子に当たり、彼から見て私は「叔父」に当たると云う訳です。

少林寺・登封地区でしたらそういった「親戚筋」と出会う事も、そう珍しくはありませんが、まさかここ日本の東京で会うことになろうとは……。

現在彼は東京在住。昼間は学校で日本語を学び、夜はアルバイトをして生活費と学費を稼いでいます。前回彼が帰国した時に、彼の師父から私の事を聞いて、今回連絡をしてきたとの事。

武術の俗語に「人は知らずとも、拳は近しい」とあるように、会ってみれば初対面でもやはり同門。少林寺・登封の話題や武術について大いに盛り上がりました。伝統少林拳も学び、また一時期少林寺武僧団にも在籍したことのある彼は、さすがに身体はよく動くし、よい感じの拳を打ちます。

また、当会の練功を見て「今、少林寺・登封でもこういった教え・練功を実践している門は非常に稀です」と感想を述べていました。

「武林是一家」
武術を学ぶ者は一つの大きな家族のようなものである。
そんな言葉を実感を伴って思い出した、昨日の練功会でした。

ファイル 202-1.jpg
後列向かって左側が彼の師父・劉偉。私の師兄になります。
実は先月登封を訪れた際、会って一緒に御飯を食べたりしていたのでした。
これも御縁です。

前列左側は耿合営老師。右側は王宗仁師父。
耿合営老師は王宗仁師父と同じく少林十大拳師の一人。1980年には日本の武道団体の招聘によって来日された事もある、少林門の名師です。

9月13日 三鷹練功会

  • 2012/09/13 22:11
  • カテゴリー:練功日誌

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三鷹練功会は人数が少ない分、テーマを決めてじっくりとそれを練り込むことが出来ます。

少林拳の「柔功(じゅうこう=中国語ではロウゴン)」と呼ばれる練習法は、単にストレッチで身体を柔らかくするだけではなく、同時にバランス感覚や中節~今風に言うと体幹を強化するのに非常に効果があります。

三鷹に来ている彼も数ヶ月前からこの練功を始めた所、今までふらつきがちだった各動作に段々と芯が通って来て、力強さも出てきました。

ファイル 194-1.jpg

写真を見た本人の感想。

「思ったより(架勢が)高いですねー」

その通り。殆どの人が自分で「これ位」と思っている姿勢は、実際の姿勢よりいつも「やや」高めになっているのです。

これに限らず、自分の感覚と現実のギャップを埋めていき、正しいかたちや動作に導いていくというのが、練功の中で重要な作業となってきます。

「それでも、架勢の基本的な要求は割としっかり出来ているよ」

「重心自体も浮ついてはいないし、あとはそのかたちのまま、もう少し沈めばいいんだ」

と私……。

って、よく見たらカメラ目線じゃないか(笑)。
携帯で見たときには気が付かなかった……。

解っている人

  • 2012/09/11 22:54
  • カテゴリー:練功日誌

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最近、当会の学生の中で明らかに功夫が伸びてきている人がいる。

先日、その人が基本功をしている動作を見て、「お、解って来ているな」と思いました。

自分に何が必要で、それを得るためにはどんな鍛練をすればよいのか。これが解ると、たとえ他の人と同じ基本功をやっていてもその質が全然違ってきます。

功法・套路・実用がリンクし、ぐるぐると動き始める瞬間です。

ファイル 193-1.jpg

練功日誌 9月8日 健身班

  • 2012/09/08 23:27
  • カテゴリー:練功日誌

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大人は套路の細かい部分を掘り下げて。

「一片」という身体をひとまとまりにして使う方法。言ってみれば身体の隅々にまで微弱なの緊張感というかテンションを持たせる要求です。言うは易し、どうしてもある箇所で途切れてしまったり、ある部分がお留守になってしまったり。

「全身」と言うとあまりに抽象的で感覚が湧かないので、まずは「三節」を頭に浮かべてやるとよいでしょう。

手--梢節 手-梢節の梢節、肘-梢節の中節、肩-梢節の根節
身体-中節 胸-中節の梢節、鳩尾-中節の中節、丹田-中節の根節
足--根節 足-根節の梢節 膝-根節の中節、胯-根節の根節

正直これが完璧に出来たらたいしたレベルな訳で……。いきなり全ては無理にしても、これを意識するのとしないのとでは動きの質が全然違ってくる(芯が通る)ので毎回の練功時には忘れないようにしたいものです。

***

子供達は11月の表演会に向けて連環拳や通臂拳の練習。
こちらはとにかく元気よく、キレよく動けることを主眼としています。弓歩や馬歩の架勢(姿勢)は注意している時にはきちっと取れますが、疲れてきたり気が抜けるとまだボヤけて来てしまいます。

それでも自分たちで「よい表演をしよう」という意識は結構あるので、回を追う毎に上手になって来てはいます。まだ時間はあるのでこれから力量・速度をアップしていきましょう!

ファイル 191-1.jpg

今日の練功

  • 2012/08/26 00:00
  • カテゴリー:練功日誌

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今日はいつもの体育館が行事で使えなかったので、健身班は体育館近くの公民館で、しかも初めての和室。

使ってみればちょっと広めの旅館の一室(?)みたいで意外と落ち着いてよい感じで練功できました。前半は人数が少なかったので、少人数でみっちりと特訓。普段やらないような細かい、しかし根本的な部分にじっくり取り組めました。

夜の武術班は久しぶりの屋外です。しかし期待していたグラウンドのナイターは点灯しておらず、公園の一本だけある街灯を頼りに暗闇練功でした。

11月にある表演会を見据えて、小洪拳と炮拳の二班に分けて練功。一人づつ、細かい部分を修正しました。その後は陸合拳対打と、格手の基本をしばし。この季節は夜は気持ちの良い風が吹き、練功も集中して行うことが出来たと思います。やはり自然に触れながら拳を練るのは爽快です。

7月28日 健身班・武術班

  • 2012/07/29 21:58
  • カテゴリー:練功日誌

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健身班・武術班共に暑い中でもしっかりと意識レベルを保持し、よい場の「気」でもって練功に取り組むことが出来ていました。

その場にいる各々が、自分の時間、師兄弟の時間、場の時間。これらを上手に使って練功しようと言う共通意識を持っていると、その場の「気」は相乗効果で水準の高いものになり、練功の効果は何倍にも向上してきます。

毎回、疲れても終わった後に充実感・気持ちよさのある練功を心がけたいものです。

7月26日 三鷹練功会

  • 2012/07/26 23:17
  • カテゴリー:練功日誌

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今日も暑くて溶けるかと思いました。

練功開始の直前にざあーっと夕立が降ったものの、止んだらすぐに地面は乾いていました。

小学生は既に夏休みに入っているのですね。学校がなかったせいか、今日はいつもより割り増しで元気がよかったように思えます。

棍は陰手棍。
少林棍の基本的な技法が網羅されていて、なかなかに優秀な套路です。ちなみに同盟会では昔ながらの太い棍を使ってやります。特に三鷹の彼の使っている棍は、長さこそ身長に合わせて切ってますが、太さは大人が使うのと殆ど変わりありません。

実際、小学生でこのサイズの棍を扱うのは簡単ではありません。拳(徒手)もそうですが、殊に武器は各々の特性に合ったものを練るのが一番です。そういう意味で、彼には棍がよく合っていたという事なのでしょう。

7月21日 武術班

  • 2012/07/22 09:41
  • カテゴリー:練功日誌

  • 投稿者:

動けばやはり暑かったですが、それでも一時期の蒸し暑さに比べれば随分と練功しやすい気候でした。

ここしばらく毎回必ずやっているせいか、陸合拳対打がいい感じになってきました。特に対打は相手がいないと出来ない練習なので、出来る時によくやって相対のカンを磨いておく必要があります。

さて次回からは第一節までの人は第二節、第二節までの人は第三節の学習を開始しようと思います。

第二節は「飛脚」、第三節は「圧肘」。第一節「踢一還三」の基本の上に特徴的な数動作がプラスされます。お楽しみに!

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●練功後にいつもの中華やさんに。写真は「カツカレーラーメン」。メニューにないのですが、無理を言って作ってもらいました。ガッツリ美味しかったです。

練功日誌 6月16日・武術班

  • 2012/07/02 22:50
  • カテゴリー:練功日誌

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第五週のため、いつもの体育館ではなく体育館裏のグラウンドでの練功でした。

場所も変われば気分も変わる。この日の始めは全体で基本単練をじっくりと練りました。順歩捶、十字捶、馬弓捶、僕歩十字捶などの突き技のバリエーション。そして十字通背(弓歩)、二郎担山(馬歩)、双陰捶(僕歩)、双関鉄門(虚歩)、古樹盤根(歇歩)の五歩(基本の歩形)を、時間をかけて行いました。

広い場所を基本動作で行ったり来たり。地味に疲れますが、ナイターのライトが照らす中、夜風を感じながらの練功は気分爽快です。

その後はいつも通り、いくつかの組に分かれて套路や武器の練功。

この日から入会した新同学のUさんは、上田教練から柔功(柔軟)や、踢腿(足上げ)などの手ほどきを受けていました。入門編であり、かつこれから学ぶものの基礎となる重要な部分なので、上田教練の指導も懇切丁寧です。Uさんも普段やらないような初めての動きで大変そうでしたが、よく頑張って教練の動きを真似ていました。

月に一度の格手(実用法)講習を受けている人たちは、やはりひとつひとつの動作に対する意識が変わってきています。「なぜ套路でこういう形を取らなければならないのか」。逆に「套路や基本のこの動作は、実用の動作とどう関連があるのか」等々。お陰で套路の研究にも身が入ってきている様子です。

練功後、駅前の中華屋さんで晩ご飯。汗を流した後のビールがとても美味しかったです。

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