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こちらは少林拳同盟会の旧ブログです。
更新はストップしていますが過去記事アーカイブとして保存しています。

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http://shaolin-net.com/blog/

なお、同盟会サイト自体のURLには変更がありません。
引き続き、よろしくお願い致しますm(_ _)m

●少林拳同盟会公式サイト
http://shaolin-net.com

エントリー

2012年05月の記事は以下のとおりです。

格手講習 5月20日

今回、前半は教練が受け手をつとめました。相手が変わるとまた感覚も変わるもので、各人の動きにも変化が見られました。

現段階では基本的に私か教練が受けを取っています。第一に安全のため。そして少林拳のベースとなる、典型的な攻防原則を、味わい、身に染み込ませて欲しいからです。しかしいづれは学生同士の散手も行ってみたいと思っています。

そのためにもまずは拳のコントロールを徹底しないといけません。拳のコントロールが出来ると言う事は、相手がしっかりと見えていると言う事。相手が見えているという事は、「正」がしっかりと保たれてるという事。「正」が保たれれば、防守が容易であるという事。

防守に自信があれば、進攻にも確信が持てる。結局、全ては連鎖して、互いに保証し合っているのですね。

ファイル 173-1.jpg
●六道輪廻図:連鎖・因果関係と言っても、ここまでハードなのは困りますが。

総じて4月に行った講習の時に比べ、部分部分で研究・鍛練の形跡が見られました。攻防の動作も徐々に個性化し、綺麗に相手の攻撃を「接(キャッチ)」したり、技を決める場面もちらほら見られました。こういう進歩が見られた人は共通して「正」が改善されて来ています。

と言うことは……。後はまた各々研究して下さい。

武術公演見学&表敬訪問の感想4

  • 2012/05/15 22:54
  • カテゴリー:行事

●武術班 Tさん(男性)

公演感想
運動量に驚きました。 ひたすら驚いた。
とにかく身体能力が高い。

体を動かす、という事がよもや理解の埒外に出るとは思わなかった。
どれ程の修練を積めばあそこまでになるのか。
如何に自分が甘いのか、至らないのかを痛感。
甘える事なく自らを鍛えるべきと再確認出来ました。
…この心構えが続くといいなぁ。
弛んでると思ったら今回感じたものを思い出そうと思います。

あと公演の中で印象に残ったのは足払いの美しさでした。
速く、精確。
感動です。
少しマニアックですが。


師爺表敬訪問
公演ということでもっと慌ただしいものになると思ったのですが、リハーサル中にもお会いすることができました。
訪問側としては嬉しい限りだったのですが、本番前にあんなにお時間いただいて大丈夫だったのでしょうか…。
でもしっかり記念撮影までしちゃいました(笑)
リハーサル中舞台裏の通路でご指導いただいたのですが、柔和な印象とは裏腹にその体捌きはまさしく練達。
直接指導を受けていたI君が羨ましかったり…。
自分は自分で目前の課題をしっかりとこなし、少しずつでも前進しよう、と思いました。

とりとめのない文章になってしまいましたが、今回お会いすることができ、本当に良かった、そう思っております。

★彼らはあれだけの公演をこなしながら(一日2公演の日もあったし)、空いた時間には走り回って遊んでいました。どれだけ体力あるんだか。 そんな訳で(?)、土曜日の練功会では少しだけ鍛練チックにやってみました。まずはあれ位を難なくこなせるようになりましょう!

武術公演見学&表敬訪問の感想3

  • 2012/05/12 15:20
  • カテゴリー:行事

●荻窪教室/武術班 Tさん(男性)

王師爺には昨年登封でお会いしました。いつか日本に来られないかなと思っていたところ、こんなに早くお会いできるとは思っていなかったので、大変うれしかったです。

I君に砲拳を指導されているときの一瞬の爆発力はとてもすざまじく感じられました。

また舞台上の七星拳も体のキレが素晴らしく力強く感じました。また武術団の公演のなかでは、五歩拳、通背拳、小洪拳、砲拳の動作がところどころに見られ、興味深く見れました。一般の人にはわからない動作を実際に少林拳を学ぶことにより知ることができたのは良かったと思いました。

武術団の人たちの身体能力はものすごく高いので、彼らが伝統的な少林拳を学び、これからの公演に取り入れれば、もっと充実したものになるのではと思いました。

★Tさんは師爺と何度も登封で会っていますが、また日本で会うと不思議な感じがするでしょう。でもやっぱりあの爆発力は変わりませんね! 我々は実際に少林拳をやっているので、やはり見方も他の観衆とは違ってきます。


●荻窪教室 Nさん(女性)

沼津かあ、うーん微妙に遠いな、どうしようかな~、でも王師爺にはお会いしてみたいし…とウダウダしているうちに2日前になり、サン○スに行ってチケット検索するもひっかからず。唯一の当日券狙いという不真面目な参加者となってしまいお騒がせして、大変申し訳ありませんでした(大汗)
当日券は一番にゲットしたため、S席のギリギリよい席を確保できて、結果オーライでしたが。(一人チケットをみてニヤニヤしながらのランチビールは最高でした。)

当日は11時沼津駅集合、たしか10:56沼津着の電車があったと思うのですが、私が到着した10:36には既に先輩方全員が揃っているという事態に驚愕&恐縮しました。この会では1時間前行動が基本なのでしょうか…以後気をつけたいと思います(滝汗)

公演は正直これに6500円か、という気はしましたが、王師爺の表演を拝むことができただけでも観る価値は十分にあったと思います。

開演前&後のお忙しい時間を割いて下さった王師爺のやさしいお人柄に触れることができて、ただただ感動でした。

改めて素晴らしい先生と先輩方に恵まれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

王師爺、川口先生、先輩方、ありがとうございました!

★遅刻はNGですが、別に「一時間前ルール」はありません(笑)。ちょっと高めのチケット代は、師爺はじめ50名の武術団員の宿泊、食事、移動などの滞在費用の他、岩手のチャリティー公演などに有効活用されています!多分ね(^^)


●健身班 Sさん(女性)

私は5年前の夏に、3人の同学とともに川口先生に少林寺へ連れていっていただきました。

そのとき王師爺にお会いでき、また連環拳を見ていただき、ご指導を頂けるという、大変大変ありがたく、貴重な体験をさせていただいておりました。

今度王師爺にお会いできるとき、それは自分が絶対に進歩していなければならない、「好」というお言葉がいただけるようでなければ。しかしそれはいつになるだろうか、まだまだお会いできるような状態じゃないぞと考えておりましたので、今回の来日のお知らせをうれしく思いました。

そして王師爺にお会いできたときは、お変わりのない暖かい雰囲気を感じました。舞台裏という場所でしたが、このような形でもお会いできて本当にうれしかったです。

少林武術の舞台も楽しませていただきました。音楽にのっての武術演技も私は結構すきです。とてもよかったと思いました。

川口先生、同学の皆さんよい一日をありがとうございました。
今度王師爺にお会いできる日はいつでしょう。

レンシー レンシー(ちょっとシュウシー)そしてレンシー、がんばります。王師爺にもはずかしくないように。

★再会は思わぬ形でやってくるものです。私もビックリしました。練習練習再練習。努力努力、再努力! いつでも、自分にも、先人にも恥ずかしくないような練功をしたいですね。

武術公演見学&表敬訪問の感想2

  • 2012/05/11 23:26
  • カテゴリー:行事

●武術班 Nさん(男性)

4月22日の浜松公演の方に行ってきました。

公演当日一足先に会場に来られていた川口師父と上田教練と合流し、王師爺にご挨拶に。公演前の大事な時間に王師爺から貴重なお話をいただき大変恐縮しました。

公演本番は表演武術とは根本的に構造が全く違う王師爺の表演に驚き自分のなかで大いに盛り上がりました。

そして公演のなかで映画少林寺の挿入歌を女性歌手の方が歌いだしたら、高校生の時に映画少林寺を観たあの当時の訳のわからない情熱?が甦り大変でした(笑)

公演後も出演された王師爺達からお疲れのところであるのに色々こちらにお気遣いいただきました。
貴重な経験満載でした。浜松に行けて良かっです。

★よみがえれ青春の日々! その熱い想いを練功にぶつけよう! 訪問一番乗り有り難う!


●健身班/三鷹練功会 Sさん(女性)

師爺が来日される一報をきいたときには、とても参加できる状況になく半ば諦めていました。それが急遽、表敬訪問に同行できることになり、嬉しくて遠足に行く前の日のような気分で一週間を過ごしました。

当日は初夏のような天気、それはそれは爽やかな朝でした。箱入り娘に箱入り妻の私たちは、こうして2人だけで遠くに出かけることも珍しく、それだけでもわくわくしていました。

途中、1人2人と同学に合流するたび、ますますテンションはあがります。沼津で師兄や他の皆さんと合流したときわくわくは最高潮でしたが、バスで行くものと思っていた私(他数名)の交渉の甲斐もなく、炎天下の下歩くと師兄(清水教練)の鶴の一声で決まったときには一気にテンションが下がり、通常の自分に戻りました(笑)

師爺には初めてお目にかかりましたがあたたかいお人柄が伝わる柔和な笑顔に感動しました。短い時間の中、狭い廊下でI君に炮拳の手ほどきをされる師爺に自分が教わってるわけではないのに、やたら興奮していました。

そして驚いたのが師爺の馬歩の完璧さです。
低い低いずっしりとした重みの馬歩に、私が普段やってるのは馬歩ではないなと…。馬歩もどき、馬歩のようなものをいつもひぃひぃ言いながらやっているんだと思い知りました。

実際の表演でも静かな物腰と打って変わって、鋭い目線と俊敏かつどっしりとした動き、そして何ともいえぬ渋いオーラがすごくて身が引き締まる思いで拝見しました。特に「七星拳」は鳥肌ものでした。かっこいい、かっこよすぎる。。。

また、武術団の力強いパフォーマンスも私は初めてなので楽しませていただきました。印象的なのは童子功、可愛いし凄いし見応えがありました。

ちょっと意外な感じが、ゆったりした女性の歌と少林拳の融合(?)
歌ってるほうと少林拳の表演、どちらがやりにくいのかしら?と思いながら見ていました。全体にパワフルで少林拳のイメージそのままに素晴らしかったと思います。

見せる少林拳の中に、後半で伝統拳が入りその素晴らしさを再認識しました。やはり伝統拳は渋い。深い。かっこいい。。。

この日、唯一後悔したのは、もっと中国語を勉強しておけばよかったということです。せっかく師爺にお会いしてもまともな会話もできずただ立ち尽くしているばかり。。とても残念に思いました。
それ以外は申し分なく、行く途中見える富士山の美しさに感動し、帰りに見るお月さまの美しさに感動し、感動尽くしの一日でした。

今回、このような貴重な場に同行させていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

師爺は想像以上に素晴らしい方でした。「少林寺十大拳師」という偉大さもさることながらそのお人柄が心を掴みます。また川口師父の偉大さもあらためて認識することになりました。

私たちは師父から伝統少林拳を習っている、師爺とつながっている、これは凄いことなんだと、習える環境にあることに感謝と感動の思いをあらたにしました。

師爺、師父、またはご先祖様が護り貫いてきた思いはここにあると思うと目の裏が熱くなりました。

この縁(えにし)、自然につながっているだけではないと、呼び合うものはあったにせよ、なんとなくつづいてきたようなものではないと思うのです。

それを護り伝えるという姿勢を貫いてきた、(これからも)行くという事実に感動し、今、この恵まれた環境の中で伝統少林拳に携わる末端の者として無頓着であってはならないと思いました。

ひぃひぃ言いながら馬歩もどきをくり返しくり返し、アップアップしながら自分を信じて------今日も馬歩するしかない。

最後に師兄や師姐、同学の皆さんとご一緒できたことも、大変嬉しい楽しい思い出になりました。少林拳を通じて皆さまの仲間になれたことを嬉しく誇りに思います。

富士山の美しさも、帰りの満月の美しさも、皆さんと一緒に過ごした楽しい時間があってこそ、いっそう輝いて心に残ったと思います。

本当にありがとうございました。
心から。

追伸
そういえばこの日お月さまは「スーパームーン」でした。
やっぱり特別な日だったのですね。

★そう、あの架勢は師爺の特長です。いつでもきちっとああなのですから、説得力ありますよね。 炎天下の移動、岩手公演に行くよりはラクですよ(笑)


●健身班 Mちゃん(小4女子)

5月5日のこどもの日に新幹線に乗って王先生に会いに行きました。

私はずっと王先生に会ってみたいと思っていたので、お母さんから王先生が日本に来ているから会いに行くよと言われたときはとても嬉しかったです。

駅の途中でいつも土曜日に一緒に練功している皆さんと一緒になって、楽しい気持ちがもっと大きくなりました。

きっと楽しい一日になると思いました。

王先生にはすぐに会えました。

髪型が写真と違っててすぐにわかりませんでした。

もっと厳しい先生かと思っていましたが、とても優しい先生で嬉しかったです。

最後に写真を撮るときに、ポーズをして手の形を直してもらいました。嬉しくてもっと他のポーズもやってみたかったです。

少林拳のショーはかっこよくてすごかったです。いろんな武器があってびっくりしました。特に子供の少林拳がすごいなと思いました。

休けいのあと、私たちと同じ伝統少林拳がはじまるので楽しみでした。王先生が出てきたときは手が痛くなるくらい拍手しました。
川口先生と似ていてすごくかっこいいと思いました。

帰りにご飯をみんなで食べて楽しかったです。
ちょっと疲れたけどゴールデンウイークの一番の楽しい日でした。

★師爺と初めて会えてよかったですね! 今からよく練功して、いつか少林寺に会いに行きましょう。 ちなみに王師爺が川口先生に似ているのではなく、川口先生が王師爺に似ているのです。でもそう言ってもらって嬉しいです。ありがとう。

武術公演見学&表敬訪問の感想

  • 2012/05/10 00:31
  • カテゴリー:行事

●健身班 Nさん(女性)
この度は、師爺来日公演見学&表敬訪問のお膳立て、お引き合わせ頂き、ありがとうございました。計らずも、このような機会に恵まれ、大変嬉しく光栄に存じております。

初めて実際にお目に掛かった師爺の印象は、「優しく、懐の広いお方」…です。髪型?のせいではなく、明らかに、年季が入った修行僧の趣でした。(良い意味す!)

一方、表演は気迫、重厚感と、風格を感じました。
実際に、舞台上では身体が倍以上大きくなった様な感じを受けました。若い拳士達のスピードと、パワーに溢れる技、パフォーマンスは、それはそれで圧巻でしたが、兎に角、師爺、鄭老師のそれは、
「説得力」がありました。

上手に表現出来ないのですが…、
『その人そのままが技』と、云うか…。

良いものを拝見出来ました。ライブに勝るものはありませんね。

そして、今回、「練る」「継続」と云う言葉を改めてかみしめた次第です。(残念ながら、たちまち頭から抜けてしまうのですが…)

個人的な話になって申し訳ないのですが、10年節目の昨年、訪中に参加する気満々でしたのに、諸事情で出来なくなってしまい、残念な思いをしておりました。
しかし、この度は、直前に不意の用事が入ったにも係わらず、「この日しか行けなかった」と云う巡り合わせで参加出来ました。

I君が、『炮拳』の指導を受ける様子を間近で拝見し、まるで自分が手解きを受けている様で、…
こんな事あるんですね。本当に幸運に思っています。
……………
でも、ご縁があれば、いつの日か、本場で…直接!

最後に、改めて…
川口先生、ありがとうございました。お疲れ様でした。
当日ご一緒させて頂いた、清水教練、同輩の皆様。楽しい一日をご一緒させて頂き、ありがとうございました。

★我々の目指すべき所、しっかりと見えたと思います。あとは正に「練る」「継続」あるのみですね!

ファイル 169-1.jpg

●武術班 Tさん(女性)
〜千五百円というチケットの値段…五百が妙にひっかかる。千の位の数字で「そんなもんか」と思っても、四捨五入すれば一つ上の金額みたいなもので…。いずれにしても、去年少林寺での武術大会で無料で表演を観られたのは本当に貴重(幸運)だったのだなと思いました。
五歩拳が出て来たことに感動。

動物を真似た動きのバリエーションも、いろいろおもしろく見ました――猿、虎(効果音的に獅子?)、鴨(少林寺での武術大会で1人だけやっていた“鴨”、ここでも見られるとは思いませんでした)、蛇。蛇を真似た動きは初めて見たと思いますが、蛇が爬って進む動きそのままのもの、実戦面でどう役に立つかは考えにくいものの、ああいう動きが出来る身体能力は強烈な印象でした。

鄭老師の達磨杖、「相手が見える!」と思いました。杖の扱いと目線が統合されているのを感じました。(「眼神」と言うべきなのでしょうが、横向きのためそこまでは見取れず。)

何と言っても、日本で師爺にお会い出来たのが嬉しいことでした。

★タダで見たモノはタダで終わってはいけません。いつか自分も人を感動させられるような拳を打てるようになるべく頑張りましょう! 鄭老師の達磨杖は私も大好きです。

王宗仁師爺来日~帰国

  • 2012/05/09 23:54
  • カテゴリー:行事

さる4月20日から5月6日までの約半月間、静岡のとあるグループ企業の招聘により、王宗仁師父他50名からなる武術団が来日し、嵩山少林寺武術公演を行いました。

静岡県内を中心に5ヶ所8公演行われ、その内一日は岩手県山田町で震災復興支援のためのチャリティー公演も実施されました。

ファイル 168-1.jpg

当会からも4月22日、5月3日、5月5日と多くの門人が静岡へ向かい、公演を見学し、王宗仁師父を表敬訪問しました。緻密なスケジュールの間をぬいながらでしたが、リハーサルを舞台袖から見学したり、師父による即席のミニ講習を受けたりと、濃厚・充実した時間を過ごすことが出来ました。
(色々と便宜を図って下さった招聘委員会の皆さま、有り難うございました!)

ファイル 168-2.jpg

以下は当会門人から寄せられた感想文です。

●武術班 清水教練

5月5日、晴天(^^)なり。

師爺表敬訪問。
楽屋口を抜けると、ピリッと締まる独特な空気と匂い、しかし慣れもしている雰囲気。

それもそのはず、場当たり(リハ)が始まっておりました。
5年ぶりぐらいかな・・・。などと思いながら舞台袖で待機していると、真っ先に声をかけて頂き「あ~う~・・どうも( ^_^)」と情けない応対(;)危うく「師爺好!」と元気良くフライングする所でした(笑)

久しぶりにお会いした師爺は、変わらずの優しいお人柄で、周りを陽気で和やかな空気にされます。しかし、ひと度動けば、周りの空間ごとゴソッ動かす、凄まじい功夫を目の当たりにし、「そう!この感じ・・・」と思いながら見取り練功。套路は違えど、長護心意門にも通じる良き参考になりました。

しかも、本公演では七星拳を披露して下さり、それだけで来て良かったと思いましたが、何でも七星拳を最後まで打ち終えたのは、この日の公演だけとか!
最後は写真撮影会にお土産まで・・・。
色々とお忙しい中で気を使って頂き、有難うございました。
お別れはいつも少し後ろ髪を引かれ、寂しい感じで、にこやかに終わります。また、少林寺へ行った際はお世話になりますm(_ _)m

公演感想(ざっくりと)。
この手の公演は3度ほど観劇した事があるので、「あ~これね」という感じでした。決して、上から目線という訳ではなく「自分ならこう演出する」などとと職業がら考えてしまいます(チケット代払ってるから良いですよね;多少は)

武僧団の皆さん、大変素晴らしい身体能力で動かれるのですが、動き過ぎで、前半で見慣れ、後半で見飽きてしまいます。得に後半は前半と同じような演出や動きが多々見受けられました。中国雑技にもこの傾向が見られますね。

そうなると伝統拳の先生方がやはり引き立ち、バランスをとってました。あと童子功。

しかし逆に言えば、もっと工夫すれば2時間見飽きないエンターティメントになる可能性を秘めていると思いました。

演歌(歌謡曲?)のバックに少林拳は斬新でしたが(^^;)
ある意味、毎回、何かもったいなさを感じる公演なんですよね~。あくまで主観ですのでスミマセン;

★事前の連絡や当日の引率、有り難うございました。師爺の動き、そう、これです。私も見慣れているはずでも、やはり毎回「あっ」という部分があります。演出の感想は、さすが職業柄ですね。結構同感です。

身体を造る

  • 2012/05/02 21:52
  • カテゴリー:武術

今日は久しぶりに時間が空いたので自分の練功をしようと思ったところ、またもや雨……。しかし最近じっくりと課題を掘り下げる家練功も気に入っていたりするので、これはこれでよしです。

今日は小武功を中心に練功を組み立ててみました。

この小武功、見た目には普通の気功体操のちょっと腰が低くてきつい版くらいにしか見えません。動作も至って簡単。第一勢は馬歩になり腰に拳を置いた状態から左右の穿掌を出し、その次は左右弓歩を作り、やはり穿掌を行うというもの。その後の動きも比較的平易で、合わせても十動作に満たない位です。

しかし実は、この小武功には武術の実用に必要な架勢を作り、呼吸と全身の協調性を養う強力な鍛錬法が含まれています。また練れば練る程にその効果は高まっていきます。動作は簡単でも、そこに少林拳の動作原則(要点)を総合的に入れ込んで練るのがポイントです。

実際自分も学び始めた当初はそれほどのモノとは認識していなかったのですが、今ではすっかりお気に入り功法の一つです。お陰で散手の攻防も随分と楽になりました。

こういう身体を造る鍛錬法や理論が充実しているのも、中国武術ならではの特長だと思います。

ファイル 167-1.jpg
小武功の動作をを示す呉風高老師(2010年3月)

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