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2014年09月の記事は以下のとおりです。

季節は巡って

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先週の健身班で誰かが言っていたのを思い出し、
朝練功の公園で探してみたら咲いていました。曼珠沙華。

毎年同じ場所に咲いているので、これを見るとまた季節が一巡りした事を実感します。

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そして兵器の練功メニューは拐子(大型トンファー)、眉斉棍と来て、
また偃月刀に戻ってきました。

偃月刀は当門祖師爺の凌斗(1872~1954)が得意とした武器。
中国では三国志の関羽が使っていて有名です。

偃月刀を集中的に練るのは久しぶりですが、これまで練ってきた徒手や
他の武器のお陰で前とは結構違った「順」の感覚。
以前より気持ちよく操れるようになりました。
改めての発見もあったり。

季節は巡る。
場所も同じ。
でも去年と同じ花はひとつとして無い。

マニアの小部屋

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マンション階段の角っちょに嵌まっていたのを息子が発見。

早速クワガタハンターの友人(本職は熱帯魚の飼育設備卸売)に
メールで写真を送るとすぐさま携帯に着信が。曰く、

「デケーじゃねぇか!」
「牙の湾曲が普通より真っ直ぐ」
「内側の刺が少ない」

え? そうかな? そうなの?

彼のブログにアップされているノコギリクワガタの写真を見ると……確かに違う。

が、しかしです。
素人の私でも牙の(角じゃないんだ)大きさや湾曲くらいまでなら何となく解ります。
でも「牙の内側の刺」までは全然気にしていませんでした。
というか、普通気にしません。

玄人の眼力というか情念に脱帽です。

と、そこまで考えて、我々のやっている伝統武術の世界にも似た所があるかなと。

例えば套路の起勢動作の僅かな違い。
ある動作が二回転するのか、または三回転するのか。
動作と動作の間にある小さな「過渡動作」の有無など。

正直、門外漢からすれば実にどうでもいいことだと思います。
結果として使えればそれでいいじゃないか、と。

しかし違うのです。

同じ名前で、動作構成もほぼ同じ套路であっても、ある鍵となる動作をどのように
打つか、もしくはその動作があるかないかでその拳が伝わってきた経路が判明する事も
往々にしてあります。

また一見同じように見える一つの動作の僅かな違い。
これはある伝承者が、その動作に含まれている意味をどの様に解釈していたかを
理解するのに大いに助けになる場合があります。

そんな事を常日頃考えて一つの套路(拳)を延々と練り続けていくと、
ある時何かのはずみで、その拳を現代にまで伝えてくれた師父、師爺、
そして祖師爺の人柄というか考えが、ふと自分に流れ込んでくるような感覚に
出会ったりするものです。

武術に限らず、伝統の芸事をやっている人には普通にある事ではなかろうか。

妄想と言われてしまえばそれまでですが(笑)、実際動きは変わってきます。
何せ気持ちというものが動きに大きな影響を及ぼすというのは、
現代科学でも当たり前に言われている事なのですから。

と、まあこんな風に、何でもない小さなネタで楽しくだらだら語れるものなのです。
好きだって事は。

今回はオチも何もありません。

中秋節快楽!
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