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2014年09月08日の記事は以下のとおりです。

マニアの小部屋

140907_184825.jpg

マンション階段の角っちょに嵌まっていたのを息子が発見。

早速クワガタハンターの友人(本職は熱帯魚の飼育設備卸売)に
メールで写真を送るとすぐさま携帯に着信が。曰く、

「デケーじゃねぇか!」
「牙の湾曲が普通より真っ直ぐ」
「内側の刺が少ない」

え? そうかな? そうなの?

彼のブログにアップされているノコギリクワガタの写真を見ると……確かに違う。

が、しかしです。
素人の私でも牙の(角じゃないんだ)大きさや湾曲くらいまでなら何となく解ります。
でも「牙の内側の刺」までは全然気にしていませんでした。
というか、普通気にしません。

玄人の眼力というか情念に脱帽です。

と、そこまで考えて、我々のやっている伝統武術の世界にも似た所があるかなと。

例えば套路の起勢動作の僅かな違い。
ある動作が二回転するのか、または三回転するのか。
動作と動作の間にある小さな「過渡動作」の有無など。

正直、門外漢からすれば実にどうでもいいことだと思います。
結果として使えればそれでいいじゃないか、と。

しかし違うのです。

同じ名前で、動作構成もほぼ同じ套路であっても、ある鍵となる動作をどのように
打つか、もしくはその動作があるかないかでその拳が伝わってきた経路が判明する事も
往々にしてあります。

また一見同じように見える一つの動作の僅かな違い。
これはある伝承者が、その動作に含まれている意味をどの様に解釈していたかを
理解するのに大いに助けになる場合があります。

そんな事を常日頃考えて一つの套路(拳)を延々と練り続けていくと、
ある時何かのはずみで、その拳を現代にまで伝えてくれた師父、師爺、
そして祖師爺の人柄というか考えが、ふと自分に流れ込んでくるような感覚に
出会ったりするものです。

武術に限らず、伝統の芸事をやっている人には普通にある事ではなかろうか。

妄想と言われてしまえばそれまでですが(笑)、実際動きは変わってきます。
何せ気持ちというものが動きに大きな影響を及ぼすというのは、
現代科学でも当たり前に言われている事なのですから。

と、まあこんな風に、何でもない小さなネタで楽しくだらだら語れるものなのです。
好きだって事は。

今回はオチも何もありません。

中秋節快楽!
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