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本のお話

珍しく武術以外の、本のお話です。
毎回北京でお会いしているライターの原口純子さん(北京在住20年!)の参画されたプロジェクトが、いよいよ一冊の本として世に出ます。

ファイル 252-1.jpg

期待の一冊です。

尖閣国有化、反日デモ、PM2.5……。

偉い先生方の「分析」も大局的には必要かと思いますが、同時に実際にそこに住んでいる人たちがどう生活し、どう関わっているか。こういった現実的なパートこそ、本当に知りたいところでもあります。

私も去年10月に北京・河南を訪れましたが、やはり日本でキャッチできる情報と、現地で実際に見える風景、感じる空気には大きな隔たりがありました。

こんな今だからこそ、生の声に耳を傾ける「価値」があると思います。
この一冊が「中国に興味はあるけど、様々なマイナスイメージから二の足を踏んでいる」という人達の助けになる事を期待しています。

ちなみに武術関係者の皆さまはよくご存じの(?)、ラン手拳Uさんも出ておられます。どんな寄稿をされているか、個人的に楽しみです。

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『在中日本人108人の それでも私たちが中国に住む理由』

在中日本人108人プロジェクト【編】 2013年8月30日【発売】
A5判・並製/248頁(巻頭8Pカラー)/
ISBN978-4-484-13230-3/C0030/定価:本体1800円+税
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