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自己メンテ

  • 2013/11/23 11:54
  • カテゴリー:日常

師走も近付いてきたこともあり、これからどんどん忙しくなって来そうな予感。なので今日は久々に自己メンテを行いました。

方法はいつも通り「温灸」と「按腹」です。

「温灸」は棒灸というもぐさを棒状に紙で巻いたものを使い、腹部を輻射熱で温めます。じっくり時間を掛けて腹を温めることによって、冷えて固まった内臓の動きを喚起し(実際に途中からはギュルギュル音がして動き始めます)、深い部分の内臓の凝りや、滞って悪くなった血の塊が表に出てきます。これを積聚(しゃくじゅ)といいます。

ファイル 272-1.jpg

それを今度は手で按じて(おして)いって緩めてやるのが「按腹」です。按腹は「氷を溶かすが如く」、じわーっと、呼吸に従ってユックリおしていきます。はじめは積聚をおした時に鈍い痛みを感じたりしますが、緩んでくると次第に痛みもなくなっていきます。

鳩尾、中脘、気海、関元などの任脈(正中線)を中心に、それ例外にも常用する穴位(ツボ)と自分の感覚を頼りに施術していきます。

ファイル 272-2.gif

施術後の感覚としては……。

1.
お腹が温まって気持ちがよい。冷えて硬かったお腹がふわふわに柔らかくなり気持ちよいです。

2.
呼吸が深く、楽になる。施術後になって初めて「ああ、今までこんなに苦労して呼吸していたんだ」と実感します。

3.
脈拍が緩やかになり、血圧に変化がある。今回は最低血圧に特に明確な降下が見られました。

4.
首や背中、腰などの凝りが緩んだ。経絡を通して効果が全身に波及するので、思わぬ所にも嬉しい副産物があったりします。

以上、総じて全身が軽くなった感じがします。
後は便の通じが大変よくなります。今までの経験だと、一回目は少だけ柔らかくなり、腹の中に残って腐敗していた便が排出されます。

大体通して一時間くらいで施術終了します。自分で出来て簡単、失敗も少ない方法なので、来年あたり当会でも講習しようかと思っています。

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