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またまた明星大学

  • 2014/12/05 11:10
  • カテゴリー:活動

今秋火曜日は明星大学の日中武道比較研究会にお邪魔して伝統少林拳の講習を行ってきました。

10月に二回行ったのは一年生の「自立と体験」という授業としてですが、今回のは古田島洋介教授の主催する研究会で、年二回ベースでもうかれこれ5年くらいになるでしょうか。

今回はまず始めに学生さん達が先だって文化祭で表演されたという連環拳を拝見し、いくつかの動作を手直し、バージョンアップをしました。

これまで一番お教えする機会が多かった連環拳の表演を、学生さん達からの申し出で見る事が出来たのはこれまで継続してきてよかったと心から思える出来事でした。文化祭に向けてよく練習したのでしょう。皆さんの連環拳は華麗さこそないものの、資質剛健な気持ちのよい拳でした。その後は少林拳の特に架勢について、架勢の持つ重さな特徴的な力について詳しく練習し、最後に通臂拳を半分まて進めて時間となりました。

いつも素直に、楽しんで受講してくださる学生さん達ですが、今回はその進歩に感心する場面がありました。

今回の講習内容は所謂形や技といったものではなく、感覚的な要素の強い内容だったので、正直皆さんが興味を保って最後まてついて来られるか心配していた部分もあったのですが、結果としてはどなたも多かれ少なかれ「胆の部分」を体感し、受け止めてくれました。

中でも3年生の田中さん(仮名)は聞けば5回目の参加。どちらかというとあまり器用な感じではなくこれまで目立った所がなかったのですが、此処に来て「変化」。こちらの提示するものにかなり「響けて」来ています。今回一番いいモノを持ち帰れたのは彼でしょう。これまで地道に参加を重ねてきた成果です。

今回は今までで一番やり易く、楽しかった一回でした。是非ともこれまでの蓄積を後輩に伝えていく伝統を、続けていって欲しいと望みます。

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