春に行く
春の中国行きまであと一週間を切りました。
今回は久しぶりに当会の生徒が三名同行します。
今までと違うのは、私もあくまで自分の修行として、この旅に臨むという事です。
つまり、衣食住それと交通の最低限度は皆の為に手配するけれど、それ以外の練功や現地での生活・活動については私も皆と全く同じ立場で行かせて貰います。
基本の行程からは観光やお楽しみといった要素は全部外しました(もちろん、空いた時間とお金を使って観光や娯楽を楽しむのは自由です)。私が用意するのは練功の環境のみです。そして、どの程度その環境に入り込むかも本人達にお任せしています。
現地で教えを受ける拳師とのやり取りも、私は極力参与しない事を決めています。私は私の聞きたい事を中心に聞き、学びます。
各々が持てる表現力・理解力を駆使し、拳師と直接往来をして貰います。
つまり、一人ひとりがこの旅の主催者であり、享受者であるという事です。
さて、今までとは完全に異なるコンセプトの今回の旅。
吉と出るか、凶と出るか。
とにかく今は準備を粛々と進めるのみです。
すでに現地での活動予定を大幅に改変しなければならない知らせがきて悩ましい。今回はちょっとアクロバティックな立ち回りをしないといけないかもです(まあそれは私が幕後で動く事なので、参加の三方はご心配なく!)。