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大洪拳特集

折角久しぶりに大洪拳を検証したので、大洪拳特集を。

ざっと見ただけでもこれだけ出てきます。基本的な構成は同じでも、それぞれに打ち方や動作の解釈に違いがあるのが見て取れます。

大洪拳に限らず、少林門に伝わる多くの套路では同じ拳でも系統によって風格に違いが見られるのが普通です。以下に簡単な解説を加えます。

▼近代の少林寺武僧・行書(1916-1989)の子息・刁山多老師の大洪拳。短く打つ動作・寸勁が突出しています。現在、少林寺・登封地域で普及している大洪拳の最も標準的な形となっています。

 ▼付志乾老師(1930-)の大洪拳。流れるような体捌きが特長的です。上掲の刁山多老師の拳に比べると全体的に大らかですが、要所要所の発力は鋭く切れがよいものです。1985年にアメリカ在住の徐谷鳴老師率いる代表団を迎えての表演。

 ▼この大洪拳はどの系統か不明。但し、教えた人物はきちんとした伝統少林拳師だと思われます。ひとつひとつの動作の技撃的意味が比較的はっきりと表現されているし、この子供たちの功夫も確かだと思います。

 ▼少林活拳譜と称された郝釋斎老師(1930-2014)の大洪拳。 恐らく81~83歳の頃に撮られた映像。上の付志乾老師のものと比較的よく似ているので、民国時代の名僧・貞緒の系統と思われます。同じ少林寺院内でも武僧によって拳が違うのが解ります。

 

 

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