雨練功
- 2016/09/08 23:16
- カテゴリー:武術
総教練の川口です。
このブログはこれまで私一人が日々の練功やらその時々の出来事などを細々と書き連ねて来ましたが、これからは「総教練川口」・「亀有分会清水」・「花小金井少年班西澤」の三人体制で、古伝少林拳に関する様々情報や、各分会の活動情況などを発信していく事になりました。以後、よろしくお願い致しますm(__)m
さしあたって、冒頭に「誰々です」と明記する事で、筆者の区別をつけようと思います。→投稿者が表示できるように設定変更しました
ちなみにこのひとつ下↓の投稿は花小金井少年班西澤です。
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さて、今日は一日お休みの日なれど、朝からの雨。子供らを保育園に送った後、公園の東屋で雨をしのぎながらの練功でした。
はじめは東屋の柱を使って鉄身靠や推樹功(つまり、柱や木に体当たりをしたり推したり、打ったりする練習方法です)を練っていたのですが、次第に雨足が強まって来て、最終的には東屋の中央近くの小さなスペースに追い込まれてしまいました。
そこでまだ無事な中央を使って「体操」の練習を開始です。
この体操、私がこの二十年かけて王宗仁師父はじめ登封の老拳師から伝授された各種内外の練功法を精選・再編したもので、古伝少林拳の拳師達が身体を造り上げた知恵のエッセンスが詰まったものです。
4種類の大きなまとまりで構成され、ひとつ練るのに大体15分くらい。その時の体調や使える時間により、負荷を調節したり内容を組み替えたり出来るようになっています。
私は仕事などの都合で通常の武術練功が出来ない時など、この中の2~3種類を選んで行うようにしています。これさえやっておけば身体はいつでも動ける状態に整えられ、また功夫もやった分だけ着実に上がってくる優れものです。
今は名前もなく只「体操」と呼んで、バラバラの形で同盟会の練功に取り入れています。いずれはきちんと名前をつけて体系化し、最終的な微調整を経て、誰でも気軽に練習できるように公開していきたいと思っています。