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2009年07月21日の記事は以下のとおりです。

里帰り

9月28日から10月18日にかけて、またまた登封に「里帰り」する事になった。ここのところ毎年二回は登封に行くようになっている。今年は春に一回、ほんの短期間だが行って来た。

今回は滞在期間の最後9日間に同盟会の学生が合流するので、今からその準備を始めている。

少林拳の発祥地は、中国河南省登封市一帯である。嵩山少林寺もこの地域に含まれ、近隣には今でも古流の少林拳を伝える村が散在する。

ひとつの物事を学ぶのに、それが発祥した土地を訪ねる事の意義は大きい。源流の土地を踏み空気を吸い、そこに生きる人々の考え方を知り、現地の水を飲み、飯を食べる事によって、単なる拳脚の技術としての武術を越え、より深く「伝統文化」としての少林拳を理解できると思うし、同時にこれを学ぶ楽しみもより深まっていくのではないかと考えている。

同盟会で日本の学生に少林拳を教えるとき、いつもなるべく現地に近い雰囲気でやるように心がけている。それは上記のように少林拳という武術の後ろにある「文化背景」を感じて欲しいからである。

「何でも変えずに持ってくることがよい事なのか」という意見もあるかも知れないが、少なくとも同盟会では「変えない」というのを一つの主義としていきたいと思っている。変えることによって得られる利点も多いだろうし、それによってより多くの人に普及できるかも知れないが、同時にその時には目に見えなくとも重要なものを失うと感じているからである。

今回登封に同行し源流にふれる学生達にも、ぜひ現地でよい「空気」を感じ、それを日本にも持って帰ってきて欲しいと願っている。

ファイル 54-1.jpg
登封でのある日の朝食。
野菜の炒め煮(?)と粥、これに饅頭が基本。
簡単だが、美味い。

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