沈痛哀悼 劉存良老師逝去
- 2015/06/22 20:34
また一人、偉大な少林門前輩が帰西されました。
6月15日、劉存良老師が逝去されました。
劉老師は1935年、登封県高庄村の生まれ。1958年より近代少林寺の著名武僧である徳根に師事し、小洪拳、大洪拳、炮拳、羅漢拳、梅花拳及び心意把等の伝統少林拳術を学びました。
徳根が去世した後はまた王頂一師爺に就いて長護心意門拳、七星拳、陸合拳を学んだ事から王宗仁師父とは常日頃より親しい間柄で、よく師父の武館にも遊びに来られていました。
私もほんの短い時間ではありましたが、心意把に関する貴重な教えをいくつか教えて頂く幸運に浴しました。
身体は壮健、全身に力がみなぎっていました。また言葉は少なく、考え方は伝統的で堅実なお人柄の老師でした。
劉存良老師のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
登封の迎仙閣公園にて。中央が劉存良老師。向かって左は呉鳳高老師。
お二人は好朋友で、朝にはよくこの公園に散歩に来ては拳を練っておられました。
王宗仁師父の武館にて。