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2015年07月01日の記事は以下のとおりです。

特訓(?)

今回は今までで一番辛苦だったと思います。

DSC_0099.jpg

昨日は明星大学の武研にて、伝統少林拳の講習を行ってきました。

通例ですと少林拳の身体操作のルールやそれを応用した技法などを中心に講習を進め、套路は最後にほんの少しやる程度でした。

しかし今回は事前に「11月の学祭で通臂拳を演舞したい」という学生さん方からの希望があったので、通臂拳の套路を時間一杯集中的に教授いたしました。

通臂拳の動作は約25動作。少林拳の套路としてはそう長くはない部類に入ります。しかし尺は短くともそこには中国武術の様々な智慧や規矩が含まれています。それを一回の講習で全部覚えてしまおうとすれば、あちこちに無理や不足は当然出て来ます。

それでも今回は無理を承知で、まさに「無理やり」全套二時間半で覚えきって頂きました。

細かい理屈は最低限にして、とにかく時間一杯使って型を覚え、繰り返し繰り返し打ち、身体に詰め込んでいきます。いちいち頭で考えて納得・理解している時間なんてありません。

講習最後の30分はさすがに皆さん疲れがピークに来ている様子でしたが、へろへろになりながらも、全員最後まで頑張ってやり通しました。

やり終えて。
たまには細々したことを考えずに、ひたすら「練拳」するのもいいものだ。と改めて思いました。思い返せば自分が少林寺で王宗仁師父に就いて拳を練っていた時も、動作を教わったら只ひたすら繰り返し打ち、それに熟練してからぽつりぽつりと理論を教わる、あるいは自得するという方式でした。

現代社会ではなかなかそういったやり方は難しいし、受け入れられづらいとは思いますが、昨日は敢えて色々な制約を無視して若い皆さんと無心に拳を打てたのは自分にとっても懐かしくも新鮮な一時でした。

学生の皆さんは是非11月の演武までじっくり拳を練り込んで頂き、その後12月の講習では改めて、通臂拳の含意をお伝えしたいと思います。何はともあれ、昨日はお疲れ様でした!

崔西岐老師の通臂拳。
この映像は恐らく76歳前後の時に撮影されたものです。

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