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2011年 中国(登封)研修旅行 その5

●10月26日(午後) 「釋永成師父」

少林寺は登封市区からバスで約30分。言わずと知れた、禅と少林武術の発祥地である。今回、初中国のメンバーにとってはこの少林寺参拝は大きな目的の一つであるから、当然彼らの興奮度は目に見えて解る程だ。

少林寺門前町の入り口で、永成師父に電話を掛ける。よかった、師父は寺にいらっしゃる。以前何度か伺った時には御用で留守だったり、またお身体を悪くされて入院されていてお会いできなかった事もあり、こればかりは何とも御縁なのだから仕方がないと思っている。

少林寺山門をくぐり、蔵経閣の東側にある小さな通用口から僧坊に入る。ここからは通常の観光客は入って来ない、寺僧のプライベートなスペースである。

前回お会いしたのが2008年だから、3年振りだ。果たして、師父は変わらずの笑顔で我々を迎え入れてくれた。師父は皆を座らせると、早速お湯を沸かす。そうして我々は美味しいお茶を頂きながら、しばしお話を伺った。

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永成師父との雑談(「雑談」と言っていいのかは解らないが)は楽しい。ごくごく普通の世間話をしている中にふと、どきっとさせられたり、笑わされたり、考えさせられたり。そして師父のこの笑顔だ。なんとも表現の仕様がないが、敢えて言えば「寒山拾得」を彷彿とさせる独特の笑顔。同行した一人が言っていた「うふふ」という表現がぴったりだ。

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不肖の弟子である私には仏法の何たるかは解らないが、きっと「禅者」とはこういう人の事を言うんだろうな、と解らないなりに思う。日本にいるときに生徒からしばしば「先生は少林寺のお師匠様に何を教わっているんですか」と質問を受ける。だが実際の所、参禅(坐禅)する訳でもなく、説法を受けるでもなく。ただ師父との何気ない会話と笑顔が好きで、機会の有る毎にお訪ねしている次第である。

今回のメンバーにも「行って会えば解るよ」と言ってここまで来たが、どうだろう。まあ「解ったような、解らないような」が禅なのだから(本当にそうなのか?)、それでいいんだろう。

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