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緊急メンテナンス

  • 2012/12/12 22:28
  • カテゴリー:日常

どうもここ暫く地味に体調がすぐれない、というか低空飛行が続いていていたので、昨日思い切って緊急メンテナンスを敢行しました。

「棒灸」という、要はお灸に使うモグサを人差し指くらいの棒状に紙巻きしたものを使い、腹を一時間くらい掛けてじっくりと温めました。

その後に腹部を按じてみると、これはひどい。温まって表面が緩んだ事により、深い部分の問題が出てきました。相当臓腑が疲弊していると見えてあちこちに圧痛と硬結があったので、それを一つ一つ指鍼で緩めていき。

仕上げに胃・肺・大腸・肝・腎の各経絡に沿って按摩。これも相当痛かったです。「こんなになるまで放っておいて御免なさい」と自分の身体に誤りながら按摩しました。

今日はおかげで腹の硬結もほとんど取れ、全体的に力も戻ってきた感じです。身体の所々にあった地味な違和感も消えました。振り返ってみれば、このまま放っておいたらきっとどこかでヒドイ目に遭っていた事でしょう。武術でも治療でも、その場になると結構よく動けてしまうので、逆にアブナイです。

いつも人に「養生」をうるさく言っているのに、つい自分の事となると放置しがちになってしまいますね。反省反省です。これからはちゃんと自分の身体も定期的に診てあげる事にします。


ファイル 206-1.jpg
※これが棒灸。直接灸を据えるのではなく、輻射熱で温める間接灸。ちょっと練習すれば誰にでも出来るのでオススメです。

ファイル 206-2.jpg
※古典による腹診図。流派によって若干解釈が異なりますが、概ねこんな感じです。

ファイル 206-3.jpg
※胃経はこんな感じ。胃だけでなく、身体のあちこちを巡ります。

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