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  • 2013/04/16 10:54
  • カテゴリー:活動
  • 投稿者:

今回の登封滞在中、北京の共同通信社から取材があり、磨溝をはじめとした伝統少林拳の現状と保存について、3日に渡ってじっくりと記録していかれました。

記者の方も写真家の方も、伝統少林拳の置かれている情況について真摯に耳を傾けて下さり、その結果非常に現実感がありバランスのよい記事に仕上がっています。

記事は3月末から4月初旬にかけて全国の新聞に掲載され、なかなかよい反響があったそうで、記者の方によると「これだけ多くの新聞に掲載されるのは珍しい。関心の高さの現れだろう」との事でした。

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記事にも書かれていますが、この磨溝を含む地域はこれから数年以内に全て「整理・緑化」され、住民は近くに建設中の集合住宅に移住させられる事が決まっています。

実は磨溝には武術だけではなく、「天地創造に関する伝説」をはじめ、特色ある「婚礼」や「虎舞い」等の芸能、明代の有名な農民反乱のリーダーである「李際遇」の足跡など、色彩豊かな文化遺産が数多く残っています。

しかし本来の土地から引き剥がされ、狭い集合住宅に押し込められてしまったら、ただでさえ急激で偏った経済社会の発展により衰退の道を辿っているこれらの文化は、本当に止めを刺されてしまう事でしょう。

今までの現地政府の「経済優先・人間軽視」のやり方を鑑みるに、決定はおそらく覆らないと思います。

2010年、少林寺を含む登封の史蹟群が「天地之中」という名称でユネスコの世界遺産に登録されました。しかしその華やかな舞台の傍らで、真の意味での文化遺産が消し去られていく現実は本当に見るに忍びないです。

せめてこれから残された数年間、この磨溝の風景・人・文化を様々なかたちで記録に残していきたいものです。

そして武術に関しては、我が身に伝えられたものをしっかりと堅持し醸成させ、今後は志ある人にまた伝えていかなければと思っています。

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