本日の練功
- 2014/02/15 23:31
- カテゴリー:練功日誌
今日は体育館の都合により午前中に健身班、夜に武術班という変則的な練功。午前は昨日からの雪が雨に変わり、地面は結構悲惨な状態、電車なども軒並み運休や遅延が出ていました。
そんな中、地元の子供達は殆ど欠席なく参加。靴やズボンを雪でびちょびちょにして到着し、それを功夫ズボンに着替えて元気に練功しました。
こんな彼らの熱意に報いるため、今日は今まで半分くらいやって止まっていた耳把陸合拳という対打套路を集中的に教授、一気に最後まで終わらせました。
この耳把陸合。少林寺・登封地区でもあまりメジャーな套路ではありませんが、打つ・蹴る・受ける・返すといった攻防リズムが心地よい、なかなかに味のある対打なのです。もちろん日本では初公開。まだ順番をうろ覚えしたばかりの段階ですが、これでまたひとつ、次代に向けた種まきが出来ました。
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夜の武術班は遠方からの参加者にはやはり欠席が相次ぎ、それでも7名の参加がありました。
基本功から始まり、套路・対打・兵器と妥協無くみっちりと練り込みました。
いつもより狭い部屋だったため、珍しく武館方式の全体練習を行いましたが、それはそれでぎゅっと集中した感覚があり、結果としてよい練功が出来たように思います。