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2012年01月15日の記事は以下のとおりです。

節奏 (ジエゾウ) 

今年の武術班・健身班・荻窪教室共通のテーマは「節奏 (ジエゾウ)」に決めました。

節奏とは直訳すれば「リズム」の事ですが、武術的には動作の緩急、強弱、動静、呼吸など複合的な意味を持っています。

あくまで私の経験から言いますと、日本人は武術を学ぶとき、この節奏が苦手な人が多いようです。では中国ではどうかというと、例えばある師匠に就いて一群の生徒たちが学ぶとき、各人のレベルに応じて動作の上手い下手はありますが、反面どの人の動きにも、教わった師匠もしくは練習している一門の風格を示すような、共通した「節奏感(ジエゾウガン)」が存在しています。ですから全体的に一本筋の通った印象があり、一年や二年の拳歴の人でもそれなりに雰囲気のあるよい拳を打っている事が多いです。

逆に日本人は、ひとつひとつの動作については正確性を追求するものの、節奏についてはあまり顧みる習慣がないようです。そのため動作に外見上の大きな間違いはないのですが、節奏がおかしいためにどことなくちぐはぐな感じがして、同時に何か大事なものが欠けている印象を受けてしまいます。

実際、套路というものは単に動作のカタチや順番を覚えてそれを連続で打つだけではなく、そこに含まれる緩急、強弱、進退、動静、呼吸など、独特の節奏感覚を身に付ける事にこそ大きな意味があります。

節奏を身に付ければ全体的な上達は早くなりますし、しっかりとした自分のリズムを持っているという事は対人の攻防でも大いに有利に働きます。

そんな訳で今年は「節奏」を意識して練功内容を進めていきます。
これで当会の生徒達は化けるかどうか?
これから一年、どう変化・進歩していってくれるか楽しみです。

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