インフォメーション

こちらは少林拳同盟会の旧ブログです。
更新はストップしていますが過去記事アーカイブとして保存しています。

新しいブログのURLは下記の通りです。
http://shaolin-net.com/blog/

なお、同盟会サイト自体のURLには変更がありません。
引き続き、よろしくお願い致しますm(_ _)m

●少林拳同盟会公式サイト
http://shaolin-net.com

エントリー

ユーザー「kawaguchi」の検索結果は以下のとおりです。

練功祭と星祭

今日は格手(組手)研究会。

暑かったですが、幸い今日の会場は空調あり。それでも結局廊下より室内が暑くなりましたが、参加の三名は殆ど休みなくよく頑張りました。

三人の受太刀を取りながら、それぞれの進歩を感じると同時に自分の課題も痛感。「教学相長」という感じでしょうか。

研究会後は夕方から家飲みです。去年行きつけのお店で出会って以来惚れ込んでしまった「栄光富士・星祭」。大好きな無濾過生原酒です。あまりに恋しくて初めてネットで注文してしまいました。

IMG_1807.jpg

写りたがりが闖入する前にシャッター。満を持して開栓~期待を裏切らない美味しさ。薫は華やかなれど飲みごたえはしっかり。一番好きな定番です。

IMG_1811.jpg

肴は鯨大和煮と小田原の鯵干物、先日の鰹酒盗、そして焼き茄子。大和煮はちょっと味が濃すぎましたが、それ以外は酒によくマッチしました。欲を言えば刺身が欲しかった。鯵のぬたとかスルメイカの刺し身とかが極合うかも。

気がつけばここ数回、ほとんど酒話ばかり。次回はきっちり武術の話を書きます(多分)。

お盆練功

今日の練功はお盆という事もあり、比較的少人数。しかしその分濃厚に練り込みました。

IMG_1805.jpg

先週中国に帰国していたNくんは、小学5年生ながら大人に混じって武術班で頑張っています。ご両親は共にハルピン出身。お土産に白酒(中国焼酎)とおつまみのセットを頂きました。武術班メンバーには少し早い月餅。美味しかったです。

どちらも見ると中国で長期滞在・修行していた時期を思い出し、懐かしい気持ちで一杯になります。有難うございました!

***

今日から新しく武術班に参加のYさん。剣道歴数年以外、武道・武術もしくはボディーワークの類は未経験と言いながら、身体感覚がなかなか玄人的(?)。これからじっくり腰を据えて練り込んでいけば、将来はよい拳が打てるようになりそうです。

先週から参加のWさんは、教わった事を延々と繰り返し練りながら、その味わいを感じていけるタイプのようです。もともとスポーツ競技で活躍していた方で非常に研究熱心、かつこちらの提示する課題を素直に受け入れ、自分の中で消化していってくれています。こちらもこれから先の進歩が楽しみです。

梨で清熱

  • 2015/08/10 13:31
  • カテゴリー:日常

元荻窪教室、現武術班のIさんから梨を頂きました。
IMG_1726.jpg

梨は梨でも只の梨ではありません。










IMG_1729.jpg

そう、船橋の梨=ふなっしー!

みずみずしくてシャクシャク。
美味しかったです。

IMG_1727.jpg

ちなみに梨には清熱・利尿の他、血圧を下げる効果があり、この季節にオススメです。クーラーにガンガンあたるより、こういった季節に合う食べ物を意識的に摂って、身体の中からすっきりするのが中医(東洋医学)スタイルです。

Iさん、ご馳走様でした!


※体質により食物の合う、合わないは異なります。梨も食べ過ぎると身体を冷やし、胃腸を損ないますのでご注意を。

まいにち中国語で少林拳

  • 2015/08/06 22:33
  • カテゴリー:活動

古伝少林拳を残す地・河南省登封市磨溝村が、NHKラジオ「まいにち中国語」のテキスト8月号に載りました。
IMG_1659.jpg

載ったのは、毎号中国の歴史ある町や村を訪ね、その土地土地の文化や情景を綴る「古鎮を歩く」というエッセイ内です。

本文を執筆された多田麻美さんは、北京の歴史的路地・住居である「胡同」に住み、中国各地に残る伝統文化や技藝を広く取材されているライターさん。そして写真は多田さんの旦那様の張全さん。こちらは生粋の北京っ子で、人物と情景がマッチした何とも暖かみのある画を撮る写真家さんです。

私も古い時代の少林拳を発掘・保存する為、磨溝には今でも年に二回は訪れていますが、他の方が書いた文章と写真で日本に紹介されるのは今回が初めてです。外地の方、しかも日本人と中国人両方から見て、磨溝はどの様に映るのかはとても興味深く楽しみでした。

武術を専門にする方でなくとも純粋に、「中国にはこんな文化・土地があるんだ」という感覚で読んで楽しい内容だと思います。近所の書店にお寄りの際には、是非お手にとってご覧になってみて下さい。

IMG_1662.jpg

熱波

暑いです。
ついに我が家にもノコギリクワガタが飛んできました。夏真っ盛り。
DSC_0201.jpg

暑さの厳しいこの時期、練功の仕方も他の季節とは違ってきます。

例えば武術班の練功は全部で二時間ちょっとの時間ですが、前半一時間の元気のある内に套路や単練(往復練習)などの疲れる練功をしっかりと行ってしまいます。話は少し逸れますが、夏のこの時期は心身ともに開いている状態なので、動作も思い切り良く大きく強く打ち切ります。当然相当に疲れますが、冬の季節ではなかなか練りづらい「勢いのある動き」が練習できます。

普段行っている全体練功のパートは、この時期は行いません。

そして後半では各自で兵器(刀や棍、槍等の各種武器術)や、相対での用法研究、個々の功法(鍛錬法)など、比較的運動負荷・もしくは量のコントロールしやすい内容を練功します。

全体の流れとしては、はじめの一時間半で動けるだけ動く。そして残り30~40分を研究やお楽しみ(?)として使うという感じです。

同時に熱中症予防も、参加者それぞれ工夫を凝らしています。

服装は肩が出るものが、そこから熱を発散してくれるのでオススメです。膝や足首が出るようにするとより涼しさを感じられます。

水分は施設に飲水機もありますが、自前でスポーツ飲料や麦茶などを大きめのペットボトルに用意する方がこまめに飲めるし、ミネラルも補えるのでよいでしょう。

あとタオルを濡らしておいて、こまめに首や脇を拭いて冷やしたり。またある参加者はクーラーボックスにアイスノンを入れて持ってきて、ちょくちょく身体を冷やしていました←これはいい方法ですね!

DSC_0192.jpg
馬の馬歩。暑くても(暑いからこそ?)子供は元気です(;)。

DSC_0198.jpg
昨日の格手講習会後に寄った蕎麦屋さんの白メダカ。涼しげです。

全力で打つ!

DSC_0194.jpg

先日行われた松田隆智先生三回忌追悼演武会。松田先生門下の方々の演武があまりにも気迫のこもったものだったので、刺激を受けてここ数日は「とにかく全力で打つ」練功を取り入れています。

全身全霊、多少の崩れは無視して打ち込みます。案の定、数本打っただけで息は切れ切れ、へろへろです。しかし普段の練功とはまた違った世界が見えてきました。永らく忘れていた感覚です。

そして打ち終わった時の爽快感がたまりません。爽快感や満足感ばかりを求めて練功するのはよくありませんが、それでもやはり思い切り打つ練功をすると精神は心地よく高揚します。

また、平常時に出せる力の底辺が上がった感覚があります。つまり、同じ力を出すにも楽に、すんなり出せるし動けるという事です。 いざという時に全力を出せるようにするには、やはり普段から全力を出す練習も必要だという事ですね。火事場の馬鹿力に期待してはいけません。

やり過ぎて身体を傷めてしまっては困りますが、当会の武術班でも中級者くらいからは、体調やこれからの季節は気温等に留意しながら、たまには全力で打つ練功をするのもよいかと思います。

全力出すのって、案外難しいです。

昼は焼き肉ランチでスタミナ回復~。
DSC_0195.jpg

特訓(?)

今回は今までで一番辛苦だったと思います。

DSC_0099.jpg

昨日は明星大学の武研にて、伝統少林拳の講習を行ってきました。

通例ですと少林拳の身体操作のルールやそれを応用した技法などを中心に講習を進め、套路は最後にほんの少しやる程度でした。

しかし今回は事前に「11月の学祭で通臂拳を演舞したい」という学生さん方からの希望があったので、通臂拳の套路を時間一杯集中的に教授いたしました。

通臂拳の動作は約25動作。少林拳の套路としてはそう長くはない部類に入ります。しかし尺は短くともそこには中国武術の様々な智慧や規矩が含まれています。それを一回の講習で全部覚えてしまおうとすれば、あちこちに無理や不足は当然出て来ます。

それでも今回は無理を承知で、まさに「無理やり」全套二時間半で覚えきって頂きました。

細かい理屈は最低限にして、とにかく時間一杯使って型を覚え、繰り返し繰り返し打ち、身体に詰め込んでいきます。いちいち頭で考えて納得・理解している時間なんてありません。

講習最後の30分はさすがに皆さん疲れがピークに来ている様子でしたが、へろへろになりながらも、全員最後まで頑張ってやり通しました。

やり終えて。
たまには細々したことを考えずに、ひたすら「練拳」するのもいいものだ。と改めて思いました。思い返せば自分が少林寺で王宗仁師父に就いて拳を練っていた時も、動作を教わったら只ひたすら繰り返し打ち、それに熟練してからぽつりぽつりと理論を教わる、あるいは自得するという方式でした。

現代社会ではなかなかそういったやり方は難しいし、受け入れられづらいとは思いますが、昨日は敢えて色々な制約を無視して若い皆さんと無心に拳を打てたのは自分にとっても懐かしくも新鮮な一時でした。

学生の皆さんは是非11月の演武までじっくり拳を練り込んで頂き、その後12月の講習では改めて、通臂拳の含意をお伝えしたいと思います。何はともあれ、昨日はお疲れ様でした!

崔西岐老師の通臂拳。
この映像は恐らく76歳前後の時に撮影されたものです。

ゆったり練功

今日も鉄身靠。そして站功~心意把。
樹々は気持ち良いですが、スズメバチ怖いです。

DSC_0087.jpg

DSC_0088.jpg

 

沈痛哀悼 劉存良老師逝去

  • 2015/06/22 20:34

また一人、偉大な少林門前輩が帰西されました。

6月15日、劉存良老師が逝去されました。

劉老師は1935年、登封県高庄村の生まれ。1958年より近代少林寺の著名武僧である徳根に師事し、小洪拳、大洪拳、炮拳、羅漢拳、梅花拳及び心意把等の伝統少林拳術を学びました。

徳根が去世した後はまた王頂一師爺に就いて長護心意門拳、七星拳、陸合拳を学んだ事から王宗仁師父とは常日頃より親しい間柄で、よく師父の武館にも遊びに来られていました。

私もほんの短い時間ではありましたが、心意把に関する貴重な教えをいくつか教えて頂く幸運に浴しました。

身体は壮健、全身に力がみなぎっていました。また言葉は少なく、考え方は伝統的で堅実なお人柄の老師でした。

劉存良老師のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

R0010384.jpg
登封の迎仙閣公園にて。中央が劉存良老師。向かって左は呉鳳高老師。
お二人は好朋友で、朝にはよくこの公園に散歩に来ては拳を練っておられました。

R0010386.jpg
王宗仁師父の武館にて。

功法三昧

DSC_0077.jpg

鉄身靠(貼身靠)。
最近やっとちゃんと当たれるようになって来ました。
思った以上に、鉄身靠は色々な事を教えてくれます。

鉄身靠は中国武術の伝統的な鍛錬法の一種です。
立ち木等に身体の前面、背面、側面などをもって当たります。だからといってバンバン勢いに任せてやる訳ではありません。下手をすると頚椎を痛めたりするので注意が必要です。

ページ移動

ユーティリティ

2024年04月

- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ページ

新着画像

新着エントリー

過去ログ

Feed