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天長日久武藝精

本日の題名は、このブログの題名そのままですが……。

昨日、所用があって練功場所の体育館付近を通りがかったら、あちらの林の中で誰か男性が武術を、しかも少林拳らしき拳を打っているではありませんか。しかしまだ会の練功時間には二時間以上も早い。誰だろう?動きは結構いいぞ?

近付いて行って観てみると、果たしてそれは当会武術班のIくんでした。Iくんは小学生から少林拳を始めて、今高校一年生の純粋培養。聞いてみると、部活が早く終わったので自主練功していたとの事。

高校に入ってから運動部に入り、毎日練習で相当疲れているであろう彼が、ふと空いた時間を使って武術を練っている姿勢にも感心しましたが、何より遠目に見た彼の動作が、すっかり大人の拳になっているのには何とも感慨を覚えました。

うんうん、これぞ正に「天長日久武藝精」です。長い時間の地道な積み重ねが、彼をして立派な大人の拳を打てるように変えていったのでしょう。人生も、武術の道もこの先まだまだ長いですが、彼ならきっと鵬程万里、真っ直ぐに突き進んで行ってくれることでしょう。

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