秋の夜・練功
- 2012/09/05 00:32
- カテゴリー:武術
溜まった雑務の処理と考え事をするために近所のサイゼリヤへ(家だと子供が「遊べー」と来て進まないのです;)行った所、中学生で一杯。なんでも文化祭の準備云々らしいので結局公園にノートPCを持っていってやる事に。
一件片づけてちょっと動き。また一件やっては動き。身体が動かないと脳味噌が働かないたちなので、このやり方は結構はかどります。
柔功の後、格手(実戦・応用)の動作を一人練功。それから套路をいくつか練りました。格手訓練の後に套路(型)を練るとかなりよい感覚が得られます。套路全体がバージョンアップされたような感じです。
套路は門派の動作原理・原則の体現であり教科書であるので絶対に外せない練功内容なのですが、ややもすると「形式主義」に流れ易い病気があります。これを格手訓練を通じて「機能主義」に引き戻す事によって、套路が本来持っている「勢」が活き活きとしてくるものです。
今日は歩法を中心に練ったので、套路中での足運びが速くなり、結果として打法に速度と安定感が出せました。そしてこのよい感覚をまた対人練習に活かすと言うように、套路(型)と格手(実戦)がよい意味でリンクしてくると、練功が俄然楽しくなってきます。
お陰で今日もよい練功が出来ました。こんな素晴らしいシステムを作ってくれた門派の先達に感謝感謝です。