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カテゴリー「日常」の検索結果は以下のとおりです。

2月逃げる

  • 2014/02/25 12:40
  • カテゴリー:日常

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、確かに2月は殊の外忙しく過ぎ去っています。

特に先週・先々週は、王宗仁師父に絡んで中国中央電視台からの電話取材、国内のテレビ製作会社との打ち合わせ、そして通常の鍼灸往診でも新しい患者さんが入ったり、武術も講習会や研究会が重なったりと、忙しい毎日が続きました。

今週になってやっと落ち着いて来たので、昨日は久々に時間を気にせず自分の練功をし、今朝はHさんの個人教授をゆったりと行いました。

まだ幾分硬さはあるものの、Hさんの炮拳と陰手棍はなかなかよい感じに仕上がってきました。なにより身体が練功によって変わってきたので、これからは少しずつ実際に手や武器を合わせる練功も増やしていけそうです。

棍の練功は身体が開かれるので気持ちよかったです。思わず3回連続で打ってしまいました。やはり徒手とセットで行うと効果が倍増する感覚があります。
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過年快楽!

  • 2014/01/30 22:35
  • カテゴリー:日常

今回はオチのない日常日記です。

今日は中国の大晦日。明日が春節、旧正月です。

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昨日は荻窪のみんなと練功後に馴染みの店で忘年会を行いました。今年から新しく入った生徒さんや、仕事の関係でしばらくご無沙汰していた古い生徒さんも加わり、皆で賑やかに過年をお祝いしました。

今回、水餃子がとても美味しかったのはやはり春節で気合いを入れて作ったからかも知れません。呑飲んで食べて話すのに完全集中したので、美味しい料理たち写真が全くなくて残念!

***

今日は午後から鍼灸の往診。先週が初めての施術で、今回が二回目。前回治療後の効果もよく、今回も主たる症状が大幅に改善されました。患者さんもとても喜んで下さり、また私も嬉しかったです。

帰りは小雨が振っていましたが、子供の保育園お迎え時には止んでいてよかった。

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夜は王宗仁師父にお電話し、過年のご挨拶をしました。家族で餃子を食べて、ちょうど「春節晩会(中国の紅白のような番組)」を揃ってご覧になっている所でした。電話の向こうからは里帰りしている媛媛(師父の次女)の子供の声も聞こえたりして、正月の楽しげで賑やかな雰囲気が伝わってきました。

お陰で日本の元旦と中国の春節、二回年末年始の雰囲気が楽しめてお得です。

元旦節快楽!

  • 2014/01/01 22:40
  • カテゴリー:日常

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明けましておめでとうございます。

新しい年の第一日目、ささやかですが近所の公園で主要な拳を一通り打ち、夜は家の中でいくつかの功法を練りました。

やはり新年の練功というものは気持ちが違うせいか、今年一年を決定付けるような新鮮な感覚がありました。

今年は自分の練功への取り組み方を、大幅に変革するつもりです。名や形よりも実を取る。変化していく事を怕(おそ)れない。こういった感じになっていきそうです。これは一昨年あたりから薄々感じて来た事でもあるのですが、元旦の練功を通してはっきりとしたヴィジョンとして意識されました。

果たして、ぐちゃぐちゃの失敗になるか、はたまた変革を経て巧い具合に原点回帰となるか。今の段階では自分自身でも解りませんが、当面は現在の直感に従って取り組んでいこうと思います。

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同盟会の門人諸氏においては、どうか頑張ってお付き合い頂けると嬉しいです。門内での教授にも一段階上の、よい成果を反映できるよう、私も頑張ります。

本年も益々「一日練 一日功 天長日久武藝精」でいきましょう!
(変わるものはあっても、この基本姿勢はやはり変わりません)

仕事納め

  • 2013/12/28 22:46
  • カテゴリー:日常

今日で年内の治療は全て終了しました。
帰ってから今年一年頑張ってくれた鍼灸道具一式を総メンテナンス。年明け第一回の往診準備をして……、晴れて仕事納めとなりました。

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最後の往診先で頂いた、まめたい焼き。これは初めて知りました。ちっちゃくて丸くて、妻と子供と三人で美味しく頂きました。いつも美味しい贈り物を有り難うございます!

天長日久武藝精

  • 2013/12/25 13:35
  • カテゴリー:日常

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才能も環境もない普通の人間が上手になるには工夫するしかない。

でも工夫だけでは色モノ・紛いモノになってしまう。工夫すればする程、基本功が大切に感じられてきます。

やはり最低、週3日は時間をとって自分だけの練功をしないと。ここしばらく忙しさにかまけて自分のための練功が不足していました。

今日はゆっくり鍛練できて実に爽快でした。
「一日練 一日功 天長日久武藝精」です!

自己メンテ

  • 2013/11/23 11:54
  • カテゴリー:日常

師走も近付いてきたこともあり、これからどんどん忙しくなって来そうな予感。なので今日は久々に自己メンテを行いました。

方法はいつも通り「温灸」と「按腹」です。

「温灸」は棒灸というもぐさを棒状に紙で巻いたものを使い、腹部を輻射熱で温めます。じっくり時間を掛けて腹を温めることによって、冷えて固まった内臓の動きを喚起し(実際に途中からはギュルギュル音がして動き始めます)、深い部分の内臓の凝りや、滞って悪くなった血の塊が表に出てきます。これを積聚(しゃくじゅ)といいます。

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それを今度は手で按じて(おして)いって緩めてやるのが「按腹」です。按腹は「氷を溶かすが如く」、じわーっと、呼吸に従ってユックリおしていきます。はじめは積聚をおした時に鈍い痛みを感じたりしますが、緩んでくると次第に痛みもなくなっていきます。

鳩尾、中脘、気海、関元などの任脈(正中線)を中心に、それ例外にも常用する穴位(ツボ)と自分の感覚を頼りに施術していきます。

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施術後の感覚としては……。

1.
お腹が温まって気持ちがよい。冷えて硬かったお腹がふわふわに柔らかくなり気持ちよいです。

2.
呼吸が深く、楽になる。施術後になって初めて「ああ、今までこんなに苦労して呼吸していたんだ」と実感します。

3.
脈拍が緩やかになり、血圧に変化がある。今回は最低血圧に特に明確な降下が見られました。

4.
首や背中、腰などの凝りが緩んだ。経絡を通して効果が全身に波及するので、思わぬ所にも嬉しい副産物があったりします。

以上、総じて全身が軽くなった感じがします。
後は便の通じが大変よくなります。今までの経験だと、一回目は少だけ柔らかくなり、腹の中に残って腐敗していた便が排出されます。

大体通して一時間くらいで施術終了します。自分で出来て簡単、失敗も少ない方法なので、来年あたり当会でも講習しようかと思っています。

綿入れ建さん

  • 2013/11/13 23:03
  • カテゴリー:日常

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いつも練功で使っている「建さん」の冬仕様。名前は何故か「影武者」ですが、作りからして明らかに「建さん」と同じメーカーの品です。

中敷きが少し厚目になっているのと、全体が綿入れみたいな構造になっています。

ここ数日いきなり寒くなったので火曜日朝の練功から使い始めましたが、暖かで快適です。

ワークマンで980円位で買えます。

中秋節

  • 2013/09/18 22:04
  • カテゴリー:日常

明日は中秋節です。中国では国の祝日として三連休となり、家族や友達と宴会をしたり、団円を表す月餅を贈り合ったりします。

交友関係の広い人の所には、毎年もの凄い量の月餅が集まります。王宗仁師父も「ここ数日月餅ばかりだ」と苦笑しておられました。

私もちょうど中秋節の時期に居合わせた年には「これはお前の任務だ」と、大量の月餅を割り当てられたものです(笑)。

師父のお宅は今晩は水餃子だそうです。私もどちらかというと月餅より餃子の方が食べたいです。

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木の実や胡桃の入った甘いものから、鹹蛋という塩辛い卵の黄身が入ったものまで様々です。

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この時期には街のあちこちに月餅を売る屋台が出現します。

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黄金月餅。数年前、バブルな頃にはこんな月餅も。私もいつか貰ってみたいものです。

  • 2013/09/12 22:59
  • カテゴリー:日常

昨日は飲んだ!食べた!

昨日は荻窪教室の練功後に皆で飲みに行きました。

場所はおなじみ胡同101。今回はいつもと違うメニューを食べようというテーマで注文しました。

・豚耳と葱の和え物
・野菜入りピータン豆腐
・黒酢酢豚
・黒酢のスペアリブ
・いしもちの甘酢あんかけ
・羊肉と葱の炒め
・棒餃子
・水餃子
・レタスチャーハン
・高菜と紋甲イカの炒め
・胡麻アイス
・杏仁豆腐

結構食べました。定番もいくつか入っていますが、初注文のメニューについても、どれも当たりで美味しかったです(あ、スープ頼み忘れた;)。

美味しい中華を頂きながら皆で武術の話や、また全然武術に関係ない話まで。賑やかに楽しく語らいました。

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これはいしもち。中国語で「黄花魚」と言うとは初めて知りました。外はさっくり、中はふわっ。甘酢のあんかけと相性抜群でした!

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これは今日家で作った羊肉と葱の炒め。中国語では「葱爆羊肉」。「爆」は強火で一気に炒めるという意味です。我が家の葱爆羊肉はお店のよりシンプルで中国家庭の味に近いです。

『在中日本人108人の それでも私たちが中国に住む理由』の感想

  • 2013/09/05 00:47
  • カテゴリー:日常

『在中日本人108人 それでも私たちが中国に住む理由』を読みました。

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執筆されているのは、中国で商売をされている人、中国人父と日本人母を両親に持つ高校生、アーティスト、外交官、NGO代表などなど。様々な志を秘め、様々な任務を帯び、また様々な出自を持つ在中108人の証言が綴られています。


本書では昨年9月に起きた尖閣諸島問題に端を発する反日デモを軸に、その時中国にいた日本人はどうしていたか、また現地の街や人の空気感は実際どうであったかが、それぞれの立ち位置からリアルに描写されています。


結論から言ってしまえば、やはりメディアが報道していたものと、現実の空気にはかなりのギャップがあるようです。

これは私自身、デモ後の10月に訪中し、同様に実感していました。師父や旧知の友人はいつもと全く変わらぬ様子であるのは予想がつきましたが、街で行き交う人々にしても拍子抜けする程に普通で、あのデモや愛国心発露運動は何だったのだろう、一種の流行やファッションだったのではなかろうか?とすら感じられました。

流行やファッションと言えば、そういう「既製品」をあたかも自身固有の思想・嗜好と勘違いして暴走するというのはどこの国にでもいるもので……。そういう意味では全てとは言いませんが、ニュースに出てくるような極端な事件はそんな人達が勘違い(?)で起こしてしまったものも案外多いかも知れません。


話を本書に戻します。

本書は民間人の目線によるリアルな日中(人間)関係を取り扱ったものでありますが、同時に一人の人間が、中国でどうやって生きてきたか。そしてどうやって生きていくかのドラマが凝縮されており、読んでいて非常に心を揺す振られました。簡単に言えば、早速今後30年の人生計画を妄想してしまった位、「元気を貰い」ました。

一人一人の生き様の多種多様な事。そしてダイナミックな事。ひとつの節を読む度に、その人の人生をもっと知りたくなってくる位、皆さんパワーを持っています。

思うにその力は、もちろんそのご本人が元来持ち合わせていたものもあるのでしょうけれど、またそれは中国というバイタリティー溢れる国で活きるために培われて来たもの。そしてその力を中国が包容していると同時に必要ともしているからこそ、これだけ豊かな色彩となって花開いたとも言えるのではないでしょうか。

(そういう力を持った人は、いづれ日本にとっても財産になるかも?)

まだまだ政府間では緊張のやり取りが続くと思いますが、それは必要な過程として、民間では「普通」にやっていこう。もっと直接会える「隣人」を、いつかは「家族」と言える位になれるよう、積極的に関わっていこう。自分はその為に何が出来るかを考えながら、読んだ一冊でした。

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往診先で山形の大きい茄子を頂いたので、麻婆茄子麺。美味しかったです。

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